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ラブホテル清掃員が目撃した惨劇、男性客の利用後に「布団から“女性の髪の毛”がはみ出ていて…」

 さまざまな事情を抱えた人たちが利用するラブホテル。一般的には、ドキドキ、ワクワクしながら、ときにはソワソワと向かう場所だ。
部屋でリラックス

※写真はイメージです

 今回は、2人の元従業員が明かす、客が部屋を利用した後の“惨劇”について紹介する。

不自然な時間に退室した客

 ある夜、近藤晃司さん(仮名・30代)は、ワンオペで勤務をしていた。1人で来店した男性がいたのだが、特に気にすることもなく仕事をしていたという。 「その男性は、異常に大きなスーツケースを持っていましたけど、出張の場合もありますし気になりませんでした」  時刻は朝4時。男性が退出する姿を確認したそうだ。近藤さんは、この時点で違和感を覚えたと話す。 「通常は、ビジネスホテルの代わりに利用する人は6時以降にチェックアウトします。派遣のお姉さんの場合は、それくらいの時間もありますが、女性が入室した様子はありませんでした」  近藤さんは「そういう人もいるか」くらいの気持ちで、いつものように掃除をするために部屋に向かったが……。 「入った瞬間、掛け布団から“女性の髪の毛”がはみ出ているのに気づいたんです」  近藤さんはいったん扉を閉めた。一瞬の間で、いろいろなことが頭の中を駆けめぐったという。 「女性と一緒だっただろうか?」 「だとしても女性だけを残していくか?」 「幽霊?」 「ただ、考えても仕方がないため、掃除をするために声をかけました。返事はありませんでした。布団を剥がそうと思いましたが、もし裸だったら問題になることは確実です。店長に指示を仰ぐことにしました」

“女性の髪の毛”の正体とは…

 ただこの時点で、近藤さんは「もしかして?」と思う“とある噂”について考えていた。 「私が働いていたラブホは、周辺に3店舗を展開していたんです。そのうち1店舗に“幽霊が出る”との噂がありました。それが、私が勤めていた店舗です」  その後、店長に連絡を取ったがつながらず、近藤さんの不安は募る一方だったという。結局、ほかの従業員が来るまで部屋を放置することにした。そして数時間後……。 「女性従業員と共に部屋に入ると、そこには精巧につくられた“人形”がありました。しかも四肢が切断された状態だったんです」  どうやら、客が処分に困って置いていったようだ。 「これは大変迷惑な出来事でしたね」
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事後の部屋には“人間の本性”が現れる
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