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終電間際、車内の床に“謎の液体”が流れてきて衝撃。本人は何事もなかったように「無の境地」で…

終電間際の小田急線で「もう無理!」

終電さらには、こんなこともあった。 めったに乗らない終電間際の小田急線。そこまで混んではいなかったが、酔っ払い率が7割を超えており、例に漏れず、筆者も下北沢で酒を飲んだ後だった。 席は空いているのに、赤い顔をしてヘラヘラ、フラフラしながら立っている人が多数。それを「座ればいいのに」と見ていた。 そんななかで「もう無理!」と車両と車両の連結部に駆け寄って行く20歳くらいの男性。そして、まさかの放尿……。 終電間際だったことから、ピンチの状態でも時間的にこの電車に乗っていなければならなかったのだろう。

足元に流れてきた“謎の液体”

「早く新宿に着かないかな」 そう思いながら、ドア上の停車駅一覧を見ていた。すると、近くにおじさんがフラフラとやってきた。 「あぁ、酔っているんだろうなぁ」  筆者がスマホに視線を落とすと、足元に大量の液体が流れてきた。 「今度はなんだ?」 液体の源流を辿ると、なんと先ほどのおじさんが立ちながら放尿していたのだ。本人は諦めているのか、何事もなかったようにじっとしている。無の境地。 衝撃的な出来事だったが、特に騒ぎにはなっていなかった。みんな大人だからか、“スルー”していたのだ。 筆者も酒を飲むとトイレが近くなるので、彼らを見ていて少し怖くなった。特にトイレに行きたいわけではなかったが、代々木で降りてトイレに行くことにしたのだった……。 便意などは仕方がない部分はあるにせよ、公共の場ではなるべく周囲の迷惑にならないように努める必要はあるだろう。 <文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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