モテないと自虐、でも上から目線…こじらせ女の最終形態!?
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=248322)のように、サブカル枠はこうした喪女の“砦”のようだが、昨今さまざまな強敵が現れ、おいしいところ取りをしているという。
「丸の内OLは別世界に住む火星人みたいなものなので、気になりません。むしろ、森ガールや、無印良品の服を着ていて、趣味はカメラ、といったカルチャー女子が憎くてたまらない!」
さらに、彼女たちの特徴としてあげられるのは、中流階級出身者が多いこと。
「お金持ちのお嬢様は満たされてスクスク育つ。中流階級でそれなりに苦労した高学歴の女子が私のようなタイプの喪女になりやすい」
7/10発売号の週刊SPA!「[喪女・上から目線ブス]の面倒くせー生態」では、分析家、かつ皮肉屋。そして、自虐的でありながらもにじみ出る自己愛。そんな“セカンド喪女”たちの厄介な生態に斬り込んでいる。 <取材・文/宮崎智之(プレスラボ) 構成/朝井麻由美>
このところ、どういうわけだか自らを“喪女”と称する女が増えている。彼女たちの主戦場はTwitter。「便秘で直腸にチョコレートが詰まってるみたい」などと言わんでもいいツイートを繰り返しているのだ。
もともと”喪女”とは2chから生まれた言葉で、交際経験ゼロの処女のことを指していた。しかし、昨今の自称喪女の多くは、1人や2人程度の交際経験はある。当初の定義からは拡大解釈されているため、“セカンド喪女”と呼ぶ人もいる。
東大卒の芦沢文恵さん(仮名・25歳)も、ボサッとした黒髪に垢抜けないファッション、冒頭のようなモテないツイートを繰り返すセカンド喪女。会ってみると開口一番、「インタビューされるの夢だったんですよ!」と言い放った。過剰な上昇志向もこのタイプの喪女の特徴のひとつであるようだ。
「道端でチワワを見て、スイーツ女は『かわいいっ(キャピ)』って駆け寄りますが、私にはそれができない。常に自分の斜め上に第三の目があって、モテ仕草をしようものなら、『お前そんなキャラじゃないだろ』とツッコミが入ります」
頭の回転が速いのか、芹沢さんはこちらから聞かずとも喪女分析をどんどんまくし立て始めた。
「スクールカーストで言えば下から2番目。最下層は定義通りの喪女(処女)で、ゲジゲジ眉毛で学校で隅にいたような層です。私たちは精神性は喪女ですが、コミュニケーション能力がないわけではないから、モテないながらも運よく彼氏ができることもあるのです」
図版(
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