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ボディボーダー・相田桃「日本人の技の繊細さを見せていきたい」――もぎたて!女子アスリート最前線

~もぎたて!女子アスリート最前線 第2回~

 千葉県・九十九里浜。絶え間なく繰り返される波音とともに、シューッと水しぶきを上げながら、海面を滑るように岸へと向かってくるウェットスーツ姿の女性。2011年に全日本選手権を優勝後、好成績を続けてあげているボディーボーダーの相田桃(あいだ・もも/22)選手だ。

ボディボーダー・相田桃「日本人の技の繊細さを見せていきたい」

あいだ・もも '93年、東京都生まれ

――始めたキッカケはなんですか?

相田:マリンスポーツをしていた両親の影響で、姉がコーチをつけて始めたんです。最初は観ていただけですけど、姉のコーチが「どうせ遊んでるならやれば」というところから、遊び感覚で始めました。本格的に始めたのは小学校6年生のとき。コーチのところに現在トッププロとして活躍している榎戸兄弟がいて、教えてもらえたのも大きかったです。試合に出て同世代の選手と戦うようになり、みんなプロを目指していたので、私も意識するようになりました。

――ズバリ、ボディボードの面白さとは?

相田:もともと2歳のときから水泳をしていて選手コースに入ってました。水泳も楽しかったんですけど、海はプールと違って波が1本1本違うので、そこが一番面白いと感じました。始めた頃は姉と姉妹対決をよくしていたんですけど、よく負けていました。負けず嫌いな性格なので、「絶対に追いついてやる」って猛烈に練習をしてから、勝てるようになって、ますますハマっていきましたね。サーフィンより危険度も低く、女性や子供も入りやすいスポーツなのでオススメですよ。

――大会では好成績を続けていますね。

相田:いや、実は優勝した2011年の全日本選手権前は、スランプだったんです。勝たないといけない試合で負けてしまったのが理由でやる気が落ちてしまって……。エントリーするのを悩むくらいだったんですけど、両親に相談して背中を押してもらって……。「これまで経験もしたことないくらい練習に打ち込もう」と、2か月間、死ぬ気で練習に打ち込んだんです。結果、全日本で優勝することができて、自信になりました。

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相田:もちろん、そこが目標です。ボディボードはサーフィンよりも世界で活躍する女性が多いですし、可能性があると思います。外国選手はダイナミックに“大きく見せる”ってところは凄いんですけど、技の繊細さと綺麗さは日本人のほうが見せれていると思います。将来は、プロ戦で、JPBAグランドチャンピオンを獲りたいです。

ボディボーダー・相田桃「日本人の技の繊細さを見せていきたい」■もぎたて!女子アスリート最前線
女性競技者たちのまっすぐな眼差しとひたむきな姿勢は、メイク、衣装いらずの素材美そのもの。てっぺんを目指して邁進する明日のスターの、飾らない美しさをお届けする。

<取材・撮影/丸山剛史>




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