エンタメ

ドラマ『となりの関くん』に出演の私立恵比寿中学・真山りか「アイドルは本音を人前にさらしてナンボです」

「永遠に中学生」がコンセプトの8人組・私立恵比寿中学(以下、エビ中)。ももいろクローバーZの妹分的存在として活躍するグループは、今年に入り「ミュージックステ-ション」への出演や、さまざまなアーティストとの共演で人気急上昇中。今最も注目されるアイドルグループだ。

私立恵比寿中学・真山りか

私立恵比寿中学・真山りか

 同グループの最年長・中学7年生(!)の真山りかが、まもなく放送開始となる人気漫画の実写化ドラマ『となりの関くん』に出演することが決定。二次元大好き女子でもある彼女が、大好きな作品の実写版に出演を果たす。

――もともと好きだった作品の実写化ドラマ版に出演するのはどんな気分なんですか?

真山:やっぱり好きな作品だからこそ、その良さを伝えたいっていう気持ちが強くなりますね。私の演じた後藤桜子さんのいいところも悪いところも全部紹介したいなって。

――初めての単独でのドラマ出演の感想をお願いします。

真山:難しいことだらけだったんですけど、原作に忠実な作品だったから、漫画を読み返してセリフを覚えるってことができたのがうれしかったですね。漫画ではたしかこういう表情だったから、こういうセリフだなって覚えていきました。

――アニメ、漫画好きの真山さんから見て、ここ最近の、漫画原作の実写化ブームをどう考えてますか?

真山:元々作品の純粋なファンだと原作に忠実にやってほしい!って当然思います。でもドラマだとちょっとリアリティがほしいなって改編することもある。どっちの意見もわかるんですよね。たとえば今回のドラマで私の演じてる後藤さんって、原作だと髪型がセンター分けの三つ編みなんです。私は最初、そこも再現したい!って思ってたんですけど、実際にやってみると、みんなが笑っちゃうくらいヘンだったんです。現代の教室にセンター分けの子がいると観てる人が気になっちゃう。だから結局、分け目の位置を変えることになって。まさにそこってドラマならではの変更というか、たくさんの人が見るものだから違和感がないように変わってしまう部分も否めないのかなって。でもやっぱりファンとしては譲れない部分っていうのももちろんあって。

――譲れない部分とは?

私立恵比寿中学・真山りか

「原作の後藤さんを忠実に再現してみました(笑)」

真山:実写化されるときって、原作のファンは絶対ここを入れてほしい!って思うところがあるんですよ。好きが故に、他は変わってもここだけは譲れない!っていう部分が絶対にあって。で、これは私の主観になっちゃうんですけど、私が演じた後藤さんの場合だと、三つ編みを使ったアクションが原作でもアニメ版でもあったので、そこは絶対に変えてほしくないなって思って。だから本編で使われるかどうかは置いといて、そこは意識して自分からどんどんやるようにしていました。演技プランとかぜんぜん考えないのに、三つ編みを使った動きだけは全力を注いでましたね。もうそこは純粋に原作ファンとしてのこだわりです(笑)。

――エビ中の活動に関してもそういったこだわりがあるんですか?

真山:私、最近までアイドルって弱音をはかないほうがいいって思ってたんです。人を笑顔にするお仕事だから、そうあるべきだって考えだったんですけど、最近は、自分でそれを意識的に破っていくようにしているんですよね。

――なにかきっかけがあったんですか?

真山:私の好きなアーティストさんは結構、弱音を吐くかたで。でもなんで私はこの人のこと好きなんだろうって思ったときに、普段はすごい弱音を吐いてるけど、ステージ上ではそれを見せないところだなって気づいて。それからは、自分も応援してくださってる方には本当の自分を知ってほしいって思ったんです。今のファンのかたに見えてる部分だけだと、私はつまらない人間だなって。だから今年に入ってからは積極的に自分の弱い部分っていうか、本当は見せたくない部分をあえて見せていこうって思ってるんです。でも本音を人前にさらすのって本当に勇気がいりますよね。

――たとえばどういう状況のときですか?

私立恵比寿中学・真山りか

「ファンのかたには本当の自分を見せていきたい」

真山:まさにこういうインタビューで話してることも、これまでは自分のなかで勇気がいったっていうか。これまでは、こういうこことを一切言わなかったですから。去年は特にメンバーが転校して、新しいメンバーが入ってきて、私は年下のコに弱い部分は絶対に見せたくない、強くならなきゃって思ってて。でもその「強くありたい!」って考えてるところが、すでに弱い自分だったのかなって、最近は思いますね。ちょっとずつ自分も大人になってきたこともあるのかな。もう“中7”ですからね(笑)。

――真山さんのなかで、アイドルとしてのあり方が意識的に変わってきてるんですね。

真山:ほんと、こういった取材なんかでも、よくしゃべるようになりましたね。なんにも意識してない普段の私は本音で話してるわけだし、こういった場所でも意識せずに行こうって思ったら話せるようになってきた。でも、これまでの表面的なことしか話さなかったのも、それはそれでアイドルとして正しいあり方だとも思うんですけどね。でもやっぱりいいことだけ言ってると人間味がなくなってくるっていうか。いろんな感情があって、それを出すことでいろんなことをいろんな人が感じてくれて、その人たちがまた私にいろんなことを教えてくれるし、それをまた私が、ステージやお芝居などで伝えていけるって関係がいいなって。それでファンの人が悲しんでしまったりして、こうじゃないや、違うなって思ったらまた見せなくなると思うんですけど(笑)。でも今は応援してくださってるかたには少しでも本当の自分を知ってほしいって思ってますね。

⇒【写真】はコチラ nikkan-spa.jp/?attachment_id=899630

――では最後に今回のドラマの見どころを教えてください。

私立恵比寿中学・真山りか真山:原作に忠実な作品だから、主人公の関くんはほとんど話さないんです。授業中のお話だから、登場人物どうしの会話がほとんどない(笑)。だから撮影でも、心の声を表情で表現することが多かったですね。動きや声が出せないからすごく難しかったです。そういった表情の演技を楽しんでもらえたらうれしいですね。 〈取材・文/河上 拓 撮影/山本哲也〉

●ドラマ『となりの関くんとるみちゃんの事象』
http://www.drama-sekirumi.com/
累計発行部数320万部を突破した人気コミック『となりの関くん』が、話題のギャグ漫画『るみちゃんの事情』と同枠コラボ放送で実写ドラマ化。

MBSにて2015年7月26日(日)毎週日曜日24:50より、TBSほかで7月28日(火)毎週火曜25:11よりスタート。
※地域により放送時間が異なります。
出演/渡辺佑太朗 清水富美加 真山りか

となりの関くん

ドミノ、折り紙、避難訓練、そしてネコ……。多種多様にしてその展開はナナメ上。謎の男子生徒・関くんの遊びは、なんでもない机の上を遊園地に変え、隣の席のマジメ女子・横井さんを魅了する! ……授業中なのに。静かな授業中の教室という限定空間で展開する、ときどき超展開、ときどきシュール、ときどきほっこりな閉鎖空間コメディ登場





おすすめ記事