“女目当て”で非モテ漫画家が「料理教室」に参加してみた
相席居酒屋、立ち呑み屋、ワンコインバー……いずれも定番の出会いスポットだが、今や集まるのはナンパ馴れした猛者ばかり。そこで、新たな出会いの場を開拓すべく、潜入調査を敢行した
◆非モテ漫画家・小田原ドラゴンの「料理教室潜入ルポ」
「お料理教室に潜入してきてください。ベーカリーカフェのコースでベーグルを作ってもらいます」
それを聞いたとき、即座にこれはオッサンが行ってはいかんやつではないかと思った。
いかにも若い女の好きそうなメニュー。こんなもんに行ったら、女目当てで行ってるのがバレバレではないか。女たちから訝しがられる自分が易々と想像できる。
おれは一応、「将来移動カフェをやりたいから今回ベーグルを習いに来てる人」という設定を用意し、お料理教室に臨むことにした。
しかし、おれの不安は杞憂に終わった。行ってみると、来てるのは40~60代くらいのおばはんばっかり! まあ、考えてみると、平日の昼間からこんな所に集まらなければならないのだから、当然と言えば当然か。
が、よく見ると若いコもちらほらいる。おれの見たところ生徒約25人中3人はいたか。
大学生っぽいのが2人。一人は小柄で小動物系。一人は出汁を取ったあとの篠崎愛といった感じで2人とも付き合うのに支障のないレベル。あとの一人は30前後のおっとり系。こちらも、こっちから積極的に口説いたりというのはないと思うが、己の44歳という年齢を考えたとき、「付き合って」と相手から言われれば付き合ったほうがいいだろうという、そのくらいのレベルではある。
いかんせん、テーブルが違ったので話す機会もなく、連絡先などの交換もできなかったが、テーブルが同じなら、そのチャンスは大いにあったのではないかと思う。実際、ほかのテーブルでは、連絡先を交換していた人たちもいた。まあ、これは女同士ではあるが。
おれたちが、何げなく目についたテーブルに座った、この最初の席選びこそが、最も重要であったのだ。
あと、注目すべきは講師陣である。講師の女性も基本綺麗な女性なんで、料理好きを装って何度も受講し、講師と仲よくなる手もあるかな。
まあ、口説いたりはしなくとも、何回も通ってれば女性に対するスキルは高められるのではと思った。 <文/小田原ドラゴン>
【小田原ドラゴン】
’70年、兵庫県生まれ。漫画家。ペンネームはブルースリーにあやかったもの。主な作品に『おやすみなさい。』『チェリーナイツ』『コギャル寿司』(文藝春秋漫画賞受賞)など
※写真はイメージです
― 出会える[非ナンパ系スポット]潜入調査 ―

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