ピエール瀧が使ったコカインは「パリピに蔓延中」。鼻が溶ける!?
世田谷区の自宅でコカインを使用したとして、3月12日、ミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者が厚生労働省の麻薬取締部に逮捕された。本人も「間違いありません」と認めているという。
X氏によれば、いわゆる“パリピ”にコカインが蔓延しつつもあるようだ。ピエール瀧は「電気グルーヴ」として音楽活動をしており、テクノやエレクトロ、トランスミュージックを中心に楽曲を発表している。これまでもドラッグは音楽やパーティシーンと結びついていると言われており、ミュージシャンや音楽関係者が逮捕されてしまうことも珍しくない。
「まさに、ピエール瀧の音楽性とコカインの相性が良かったとも言えます。コカインの効果は気分が高揚して楽しくなる。覚せい剤は完全に科学物質ですが、コカインの半分は自然由来なので、いわゆる普通の感覚の“楽しい”に近いんです」(X氏、以下同)
現在、詳しい入手先などは明らかにされていないが、コカインは一般的にも聞き慣れないことから、大麻や覚せい剤に比べて非常にヤバそうなルートにも思えるが……。
「いまでは割と簡単に手に入るんですよ。特に若者たちの間では“覚せい剤はダサい”というイメージがあるようで、売人たちも大麻やコカインを扱っている」
大麻はアメリカやカナダなど海外の一部で解禁されており、ニュースで耳にする機会も多い。コカインは覚せい剤よりもメジャーになりつつあるらしい。
「金額的には、コカインは1グラムでだいたい1万5000円程度。1回分で0.1グラムか、もっと少ない。それを1時間おきぐらいに吸っていく。2人で使ったら、ひと晩かふた晩でなくなるかもしれません。一方、大麻の場合はジョイント(タバコ状に巻いたもの)1本で0.2~0.3グラム程度として、1グラム7000円で買ったら3~4本になり、ひと晩で1本も吸わないでしょうから、まあ、1週間ぐらいはもつ。そう考えると、コカインの方が割高かもしれません」
大麻や覚せい剤はニュースでもたびたび目にするが、そもそもコカインだったことに理由はあるのだろうか。常習者にはどのような人たちが多いのか……。「音楽と密接に関わっており、パーティピープルにコカイン好きが多いです」とは、ドラッグ事情に詳しいライターのX氏だ。
「覚せい剤はダサい」コカインがメジャーなドラッグに…
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ライター・編集者。著書に『海外アングラ旅行』『実録!いかがわしい経験をしまくってみました』(共に彩図社)など。執筆協力に『旅の賢人たちがつくった海外旅行最強ナビ【最新版】』(辰巳出版)がある。Twitter:@gold_gogogo
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