水谷豊は方向音痴!? 水谷豊×成宮寛貴インタビュー
※現在発売中の『週刊SPA!』4/22発売号の「エッジな人々」では「今、『相棒』が国防を問う理由」と題して、「結論の出ない問題に、『相棒』ならではの結論を出したい」と語る水谷豊、成宮寛貴両氏へのさらなるロングインタビューを掲載中。ぜひ本誌をご確認ください!
<取材・文/藤田美菜子(本誌) 撮影/尾藤能暢 再構成/週刊SPA!編集部>
今や説明不要の国民的ドラマ『相棒』。初OAから14年近くの月日が経過しているにもかかわらず、そのプレゼンスは一向に衰えることがない。おなじみ杉下右京(水谷豊)と、先々シーズンより“新相棒”となったカイトこと甲斐亨(成宮寛貴)のタッグもますます強力に。待望の映画第3弾『相棒-劇場版III-巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』(4月26日、全国ロードショー)を目前に、息の合った主演2人の関係性に迫った。
――現在、お二人の年齢はダブルスコアとのことですが、水谷さん=右京さんの若々しさの秘密はどこにあるんでしょうか?
水谷:いやいや(笑)。年相応でいたいというふうに、いつも思っているんですが。
成宮:豊さんは、もともと踊りを踊っていた方ですからね。
水谷:踊りは踊っていない(笑)。彼はね、「子供のときから水谷さんのテレビを観てて、いつも踊っている印象がある」つて言うんですよ。「僕は踊っていない」って言っているのに。
成宮:確かにテレビで見たんです! 踊っているのを。
水谷:で、『相棒』を一緒にやって、「やっぱり踊っていた」って(笑)。
成宮:長いセリフをやっているときなんかに、豊さんはリズムを取りながら、画面に映っていないところでステップを踏んでいるんです。歩幅が合っていないときはちょっと修正したり、たまにクルッと回ったり(笑)。
水谷:動きたがるのは彼も同じなんですよ。俳優さんって、実はあまり動きたがらない人が多いんです。芝居って、動くより止まってやったほうが、イメージを固めやすいですから。ところが、彼は本当に動きたがる。やっぱり、いい動きをしたいんですね。それがよくわかって。僕もどちらかというと、いい動きをしたいと思いながらやるタイプですからね。
――意外な共通点ですね。
水谷:そうなんですよ。
成宮:恐れ多いですね。
水谷:そんなこと言って、なんかときどき、弟を見るような感じで僕を見てるよね?
成宮:あのう……方向音痴なんですよ、豊さんって。
水谷:これはもうどうしようもない。
成宮:豊さんについて行くと、ろくな場所に出ないんです。撮影所でもですよ! 僕、一度ついて行ったんですよ。フッて気づいたら、なんかヘンな倉庫みたいなところに立ってた(笑)。それ以来、撮影以外のときは、僕が先導しています。
『週刊SPA!4/29・5/6合併号(4/22発売)』 表紙の人/橋本環奈 電子雑誌版も発売中! 詳細・購入はこちらから ※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める! |
ハッシュタグ