超セクシーな“サキュバス”を愛でながらシーシャを満喫!

 ゴールデンウイーク中はロクに遠出もできず、仕事のストレス発散もままならなかったスパムです。同じように長く続く自粛で鬱々としている人も多いだろう。そんななか近年、若者を中心に“近場の癒やしスポット”としてブームなのが水タバコが吸えるシーシャバーだ。

俺の夜

新宿・歌舞伎町の裏路地にある看板が目印

 なかでも、シーシャ界隈で話題になった「コンセプト・シーシャ店」があるという情報を入手。何やら、セクシーなサキュバス(人間に淫夢を見せて精気を吸い取る悪魔)のコスチュームを着た女のコを眺めながら、シーシャを楽しめるとか。“チル”な気分を味わおうと、向かってみた。

小悪魔サキュバスは衣装もキャラも過激

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左から、けむりさん(@Succubus_smoke)と闇蛇さん(@yamihebi7493

 今回やって来たのは、新宿・歌舞伎町の路地裏にあるサキュバスシーシャバー「Sweet Trip」だ。“魔界”をイメージしたというアンティーク調の雰囲気で、カウンター席とボックス席に分かれて広々とした店内。周りを見ると、女性だけで来店してるグループもいて満席状態だ。「いま歌舞伎町にも、シーシャバーが急増してるんです」と登場したのは、けむりさんだった。

けむり「最初は夜職のお客さんのインスタ映えスポットという感じでしたが、コロナでむしろ一般のお客さんも増えて。ウチはシーシャ屋でも衣装が過激系だから、初見さんは興味本位の人が多いけど」

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「最近はシーシャ人気もあって女性客やデートに使うカップルも多いです」(けむりさん)

 魔界から人間界に下りてきたという小悪魔・サキュバスは頭のツノから胸の谷間、太もも、尻尾がついたお尻まで……、見た目がとにかくセクシー。それに加えて、「人体改造に興味あって」と、スプリットタン(舌先を切ってヘビのようになった舌)まで見せてくれた。

けむり「この店はコスプレイヤーをやってたり、マニアックなオタ女たちが集まってるから、衣装に負けないぐらいキャラが濃い(笑)。私はファンクラブサービス『ファンティア』で、エッチな自撮りとか、モノを舐めてる音のASMR素材を売ったりしてます」

 店内のサキュバスがお給仕に来てくれるので、マニアックな話題で盛り上がれる。よきところで、シーシャをオーダー。同店のシーシャはすべてノンニコチンなので、タバコを吸わない人も楽しめる。今回、おいしい吸い方を教えてくれたのは店員の闇蛇さん。

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お気に入りのサキュバスにシーシャを吸ってもらうことも可能。「煙を見つめながら虚ろな目になる顔がエロいと言われます」(闇蛇さん)

闇蛇「腹式呼吸を使ってマックシェイク吸うときぐらい深く吸って、軽く吐き出す。脱力するのがポイントで、フレーバーが80種類ぐらいあるから最初はオススメのミックスで注文するのがいいかな」

煙と一緒に精力を吸い込むサキュバスとチルタイム!

 スパムが挑戦したのは、パイナップル×マンゴー×グァバの夏日ミックス。大きく吸い込んで、ゆっくり吐き出してみる。すると、ストレスも一緒に出ていくようで不思議と心が落ち着くな……。チルタイムを楽しんでいると、スパムの吐いた煙にサキュバスたちがニヤつきながら群がってくる。

闇蛇「本来サキュバスって魔界から人間界に下りてきて、男性の夢に現れて精液を吸い取っていく悪魔なんです」

けむり「それはできないから、シーシャを通してエネルギー源である精力を吸い取り、魔力が溜まったコから魔界に帰れるから(笑)」

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キャストドリンクを注文することもできる

 なんてすばらしいコンセプト。気がつけば、過激な衣装を纏ったサキュバスとの異空間に自分が馴染んでいくのが心地いい。

闇蛇「嫌なことがあったり、日常に疲れて現実逃避したくなったら、いつでも魔界でお待ちしてます」

 最後にはサキュバスたちとの別れを惜しみながら、慌ただしい人間界に戻っていくスパムでした。

【Sweet Trip】
住:東京都新宿区歌舞伎町1-18-1 藤田ビル4F
電:03-6205-6107
営:18時~ラスト
休:月曜
料:チャージ料120分/1000円(シーシャあり。シーシャなし60分/1000円)
詳細はお店のツイッター(@sweettripss)にて
※営業時間や定休日が変更になる可能性があります。最新情報は店舗にお問い合わせください

撮影/菊竹 規

スパム 主に池袋界隈に出没。重度のタイツフェチで、レギンスに対しては反対の姿勢をとる
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