徹夜続きの疲れを癒やすべく、最高の一杯が飲めるお店を求めにTOKYOを東へ西へ。こんな生活をしていると栄養が偏りがち。そんなある日、うまいお酒も美人が作る栄養たっぷりのご飯も楽しめるという、理想のお店が湯島にあるとキャッチ。
やってきたのはバー「らむねいろ」。管理栄養士の資格を持つコスプレイヤー・Michelleさんと製菓衛生師の資格を持つコスプレイヤー・もがみひなたさんが2人で切り盛りする。Michelleさんは学生時代に全国高校生クッキングコンテストで入賞するなど、コスプレイヤー界随一の料理の腕前。「大学の管理栄養学科出身なので、店ではお客さんの健康に気を使った料理を出しています。ご飯だけをサッと食べに来る人も多いですね」
メニューは日替わりで「どれもおいしいです」と自信満々。「ならば」とカキのホイル焼き(1200円)を注文。数分後、バターの香ばしい匂いとともに料理が登場。うまい。体の底から元気が漲る。500円追加で定食にできるとか。これは通っちゃうよ。
「おいしいよねー」「やっぱ天才だわ」とドヤ顔の2人。料理もうまいが、女性陣の絶妙な気さくさもこの店の魅力だ。初めての来店なのに不思議なくらい居心地がいい。
「私たちノリが軽くて。お店に緊張感がないので、気づくとお客さん同士で仲良くなってて“親戚の集まり”みたいに盛り上がりますよ」
“親戚の集まり”にノスタルジックな気分になったブルボン。そのはけ口を嗅ぎつけて、同じく湯島の裏通りにあるという怪しげな酒場へ向かった。
バー「らむねいろ」
住:東京都文京区湯島3-41-1 ルドーム4F
営:火~木17時〜22時、金・土17時~翌5時
休:日・月
料:1時間チャージ700円 みしぇるさんの特製カルボナーラ1000円 もがみさんの特製ちゃーはん800円(すべて税込み)
30~40代が懐かしさでキュン死する店
壁にはセガサターンのソフト、小箱にはゲームボーイ、バトル鉛筆……。なんだこの懐かしいもので溢れた店は! 気持ちが高鳴りすぎてキュン死する。ここは怪しげに光る看板が目印、ノスタルジックバー「九龍電脳東京湯島遊戯酒吧」。置いてある懐かしいグッズはすべてオーナー・佐藤さんの私物なんだとか。 「ウェアハウス川崎という香港の九龍城を模したゲームセンターがあったんですが、そこがつぶれてしまって。そこのようなサイバーパンクな雰囲気のお店を作ろうと思ったのがきっかけです。30~45歳くらいの“大人になっちゃった”おっさんたちの遊び場にしたかったんですよ(笑)」今日の接客担当はメイド服が似合うSACHIELさん。
「接客っていってもみなさん自由に楽しまれるので大したことはしてないんです(笑)。思い出が詰まったものが見つかるお店なので、それを探すだけで時間が過ぎていきます」
栄養満点の料理と懐かしさいっぱいのグッズで身も心もすっかり充実。大人の疲れを癒すならやっぱり湯島だね。
ノスタルジックバー「九龍電脳東京湯島遊戯酒吧」
住:東京都文京区湯島3-42-8
営:月~土18時~翌5時 日18時~翌11時30分
休:年中無休
料:飲み放題1時間2500円、ノンアルコールの場合2000円(全て税込み)
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ブルボン ブルボンと赤城乳業に絶対的信頼を置く甘党。理想のタイプは「小梅ちゃん」
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