食欲がわかない。倦怠感が体を覆い、キャバクラに行ってもしんどく、トイレに行くも残る残尿感。酷暑にやられてしまったテキサスです。

　このままじゃイカン！　と新宿歌舞伎町にある「MYクリニック歌舞伎町」でニンニク注射を打ってもらい、もっと健康になるべく麻布十番にある「健康ドリンクバー　揚田．あき」へ。同店は青汁ビールを筆頭に、疲れた体をチャージするドリンク＆フードが楽しめ、菊池桃子率いる伝説のアイドル集団「モモコクラブ」出身の揚田．あきさんがママとして接客してくれるという趣向だ。あきママは野菜ソムリエや健康管理士の資格を持っているというし、なんだか体にとっても良さそう。だが、この店の“効能”はそれだけではなかった。

打率9割5分を誇る青汁ビールの嬉しい“副作用”

　麻布十番駅から歩くこと30秒。昭和レトロな雰囲気漂うお店に到着すると、ママ本人が元気いっぱいに出迎えてくれた。

「やっだ～！　とにかく座って、座って！　ハイ、みんな、テキサスさんにレモン水をお出しっ！」

　カウンターに浴衣姿の女性3人を従え、のっけからハイテンションなあきママ。聞けば、店にはあきさんが毎日顔を出し、彼女を慕うガールズたちが暇を見つけては集ってカウンターに入るというアットホームなシステムらしい。前職はレースクイーンというししちゃんはじめ、みなほんわかして和みやすい。

ケールの葉を2枚使って青汁8、ビール2の割合で出される青汁ビール。また米ぬかと豆乳ベースの白汁、ウコンベースの黄汁もあり

　軽口を叩きながら、ママはケールというビタミンたっぷりの緑黄色野菜をミキサーにガンガン投入し始めた。滴り落ちた緑色の液体でビールを割る。青汁ビールだ。

　恐る恐る口にすると、想像とは裏腹にマイルドでクリーミー。口の中に大地が広がるオーガニックな味だ。すかさず、カウンター越しにあきママが耳打ちしてくる。

「青汁ビールを飲むと朝勃ちするみたいなの。試しに某企業の社員10人に飲んでもらったら……結果は9割5分！　9人が朝勃ちして、1人は半勃ち（笑）」

　続いていただいたのは、ケールから青汁を絞り取った後に残った葉っぱでできた青汁ラーメン。見た目にも食物繊維たっぷり感が伝わってくるこの一品、優しい味付けでスルリと胃に入ってくる。

オープン以来、不動の人気ナンバーワンがこの青汁ラーメン。にんにく味噌が食欲をそそる

　合間合間に入る、ママのさりげない持ち上げトークが何とも心地いい。健康的なメニューと癒しトークに、歌舞伎町で打ったニンニク注射も効いてきて、身も心も軽くなったテキサスでした。

【後編】に続く⇒

【健康ドリンクバー揚田.あき】
東京都港区麻布十番1-2-5-1F　
電：03-3586-3405　
営：18～23時　
休：日曜・祝日　
料：チャージ700円、青汁ビール950円、青汁ラーメン1500円など多数用意　
http://ameblo.jp/akinokihansam