先日、六本木のクラブでOL2人組から「一緒に飲もうよ」と声をかけられ、人生初の逆ナンを経験したスパムです。しかし、我が世の春が来たと喜んだのも束の間。「ワインが飲みたい」とせがまれ、一杯1800円のグラスワインをしこたま奢ったのに、番号すら教えてもらえなかったという結果に……。お財布目的だったんだなぁ。
こんな場末のクラブで、やたら高いのに“ぬるい”ワインを飲むのならば、もっと美女のいるお店でワインを飲みたい! そう思っていたところ、なにやらバニーガールが働くワインバーがあるとの情報が。早速、行ってみた!
銀座でバニーなのに格安。しかもノーチャージ
訪れたのは、11月にオープンしたばかりの銀座の店「BUNNY’S」。道路沿いに面した店への階段を上がっていくと、曇りガラスの向こうには、うっすらとバニー衣装のセクシーなお尻が……。見えそうで見えない、にくい演出だ。期待に胸を膨らませ店内に入ると、そこは手狭ながらシックな雰囲気のスタンディングバーだった。カウンター越しにバニーガール歴3年の小澤さん(なぜか店では苗字で呼びあう)が接客してくれた。
「バニーの衣装ってスタイルがよく見えるから、実は女のコも着ていてテンション上がるんですよ♪」
会話もそっちのけで、胸元ばかりに目がいってしまうのはご愛敬。メニューに目をやると、グラスワインが500円~という、高級店がひしめく銀座ではなかなかないリーズナブルな料金設定だ。とはいえ、普段は「赤」と「白」の2種類しか置いてない店ばかり通うスパム。十数種類のグラスワインのどれを選ぶべきか悩んでいると、「一緒に決めましょうか?」と、小澤さんがフォローしてくれた。
お薦めの赤ワインで、バニーガールとのひと時に乾杯! すると、いつもの癖でグラスを摑んで飲むスパムに対し、
「それ、ブランデーの飲み方ですよ。ゆうたろうみたい(笑)。ワインの温度が上がっちゃうから、グラスの柄の部分を持つんです」。
プライベートでもワインが好きだという彼女に、初心者でも楽しめる心得を教えてもらった。
「ヘンに通ぶらないのが一番。ボロが出たときカッコ悪いですからね。ウチはチャージ料もないのでふらっと飲みに寄るのにいいですよ。2、3時間いてくれるお客さんもいます。立ちっぱなしだからさすがにツラそうでした(笑)」
仕事帰りの一杯に、立ち飲み居酒屋でなくこんな選択肢もアリだ。
【WINEBAR BUNNY’S】
東京都中央区銀座8-3-11 和垣ビル2F
電:03-3573-5551
営:18:30~23:00
休:日曜・祝日
料:ドリンク、フードは500円~。税・サービス料10%
元イタリアンシェフの作る料理もお薦め。
HPはhttp://www.zen-group.jp
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スパム 主に池袋界隈に出没。重度のタイツフェチで、レギンスに対しては反対の姿勢をとる
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