気どらず楽しむ。シャンパンとワインと美女を同時に愛でる夜

 先日、西麻布界隈で夜な夜な開かれるオシャレパーティにお呼ばれし、いかにも“意識高い系”な方々に遭遇したスパムです。

 当然の如く乾杯はシャンパン。その後は高そうなワイン片手に創作イタリアンで舌鼓。「このワインは味が~」「香りが~」などと話す彼らとまったく“マリアージュ”できず、会費だけ払って退散することになった次第。このむなしさはなんだろう……。

 そこで今回は、“意識低い系”でもシャンパン&ワインを楽しめる店に行くことにした。

セクシーな美女の後姿に引き寄せられる

銀座パダム

店員さんの衣装は露出度高め。店内にはカッシーナのソファなどこだわりの装飾が並ぶ

 まず向かったのは、銀座のシャンパンバー「パダム」だ。シャンパンボトルがずらっと並ぶ店内はなんとも豪華な雰囲気。

 うーん、どちらかというとコレは意識高い系向きなんじゃないか、と思うスパムだったが「ここは銀座と新橋のほぼ中間なので、お店の“ノリ”は新橋寄りですよ」と接客してくれたのは、胸元がまぶしい由香さんだ。銀座の外れのエリアなので「銀座9丁目」(実際には存在しない)と言われることもあるとか。

「だから手が出しやすい価格だし、みんなで酔っ払いながらシモネタとかも話してますよ(笑)。ふらっと立ち寄る会社員の方も多いです」

銀座パダム

ボトルを開ける際にはスマートに自分でやるべし

 それもそのはず、横の歩道からは窓越しでセクシーな美女たちの後ろ姿が。その魅力に加えて価格も手ごろとくれば、「もう一杯飲むか」と吸い寄せられるのも納得だ。

 また、同店はシャンパンブランド「ヴーヴ・クリコ」の協賛店で「月に50~100本は出る」という。せっかくなのでシャンパンを使った“モテる術”を聞いてみることにした。

「やっぱり音を出さずスマートにコルクを抜くことですよね。普段は女のコが開けるんですが、新人のコとかがうまくできないときに『俺がやるよ』とさりげなくフォローできるとカッコいいです」

 同じボトルを一緒に飲み進めていると、いつしかシャンパンの泡のように緊張感も消え、“新橋ノリ”を楽しんでいた。

⇒【後編】に続く https://nikkan-spa.jp/827963

【銀座パダム】
東京都中央区銀座8-2-10 銀座誠和シルバービル1F
電:03-3571-5958
営:20:00~翌5:00
休:土日曜・祝日
料:チャージ60分/5000円(生ビールや赤・白のハウスワイン飲み放題)。税・サ20%
http://club.ap.teacup.com/padam/

銀座パダム

スパム 主に池袋界隈に出没。重度のタイツフェチで、レギンスに対しては反対の姿勢をとる
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