イジメに男女トラブル…「テニスサークル」の裏側がドロドロ過ぎる
人脈を広げたい、友達を増やしたい、人のためになることがしたい……と仕事以外の場で集う大人たち。一見、充実した日々を送っていそうだが揉め事も絶えないとか。課外活動の場の意外な荒れっぷりを覗いてみた
【スポーツ・アウトドア編】
<フィットネスジム>
群れると誰かを標的にしたがるのは人の業か? 東原ゆいさん(仮名・32歳・広告)が通うスポーツジムのレッスンプログラムのダンスのクラスは、「ジム歴が長く、ほとんどが顔見知り。帰りに食事に行ったり、インストラクターを交えて飲み会が催されたり、一見和やかムード」だそうだが……。
「みんな、『自分はうまい』『自分は若い』という自信があるんですよね。でも、どう頑張っても、年齢は出てしまう。あるアラフォーの会員さんは、他のメンバーからそれをネタにされていて……」
「あの人、今日もインストラクターに裏声使って」「今日の私服、見た? 何、あれ!? 」「2セット目、一人だけ息上がってたよね」と、嘲笑の対象に。
「そうとも知らず、鏡の前でボディチェックする彼女が痛々しい」
<テニスサークル>
こうした、いい大人の幼稚なイジメの証言は多く、有閑マダムが集うテニスサークルでも起きている。中野ひとみさん(仮名・33歳・IT)が通っていたテニスサークルに入会した奥さま4人組。一人のおばさまが、コーチに色目を使ったことから、ハブられることに。
「一緒に帰らなくなったし、レッスン後に同じテーブルにも座らない。他にも、振り替えレッスンの人や気に入らない人にボールを渡さないとか、普通にありますよ」
それが日常だというのが怖いが、聞けば、このテニスサークル、出会い目的で入る人も多く、男女のトラブルも多発しているという。
「アラサーのキモい男が、あらゆる女性に『一緒に帰ろう』と声をかけているらしく、誘われた女子が続出。実は彼の姉がこのサークルで出会って結婚したらしい。だからって、必死なのはバカすぎ」
かく言うひとみさんも、別の男性に積極的に誘われ、何度か飲みに行ったりして、「そろそろ真面目に考えないと悪いかな……」と悩み始めていたところに、その男性はスクールの別の女性とデキ婚。
乱れてますなあ。
イラスト/花小金井正幸 ※文中の人名はすべて仮名です
― 大人の[サークル内バトル]が醜い!【3】 ―
この特集の前回記事
ハッシュタグ