配車アプリの普及で迷惑な客が増えた!? タクシードライバーの嘆き

 UberやLINE TAXIといったスマホのGPSを利用してタクシーを手軽に呼べる配車アプリ。迷惑客の例として、ドライバーのDさんが、真っ先に挙げたのは「指定場所に行ってもいない」というものだ。

「配車アプリ」でタクシー運転手が困った迷惑客

©うっし~

「30分遅れて指定場所に来る人もいますし、先に流しのタクシーを捕まえてキャンセルする方もいて困ってます。多いのは『お前が来る前に何台もタクシーが通ったぞ』と怒る人。都心だと流しのタクシーが多く、場合によってはそれを捕まえたほうが早いですからね。あと指定位置は、通りのどちら側かまではわからないので、逆方向から行くと怒る人もいます」

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配車アプリでは周辺のタクシーの位置が見れるが30秒ほど誤差があり、怒る客も

 また、システム上の問題でドライバーが被害を受けるケースも。

「乗車位置の指定がいい加減で、高速道路や土手の上を指定され、問い合わせしたこともあります」

 手軽さがウリの配車アプリだが、それを逆手に取った客はやはり迷惑といえるだろう。

◆ルームシェア

 便利さに甘えた客は自分の部屋を宿泊施設として提供したい側と、気軽に宿を見つけたい観光客とをマッチングさせるAirbnbやカウチサーフィンといったサービスにも見られる。

「簡単に部屋が取れちゃうから、次の宿を決めずに泊まりにきて、見つかるまで居座ろうとするヤツもいますよ」と語るのは、これまで100人以上に部屋を提供したというサラリーマンのOさん。

「クラブでお持ち帰りした女とリビングで朝飯を食べてた図々しいヤツもいましたね。『ラブホじゃねえぞ!』と(苦笑)」

 Webやアプリが急速に進歩する一方で、客のマナーはまだ追いついていないようだ。

取材・文・撮影/加藤カジカ 鼠入昌史 古澤誠一郎 林泰人(本誌) イラスト/花小金井正幸
― 流行店別[ヤバい客]の新基準 ―

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