更新日:2020年12月08日 12:46
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ゴールデン街の「客のマナー」が悪化!? 外国人観光客の影響で

 今年4月に訪日外国人数が単月過去最高を記録し、すっかり観光立国化した日本。特に昭和の薫りが残るゴールデン街や、旧コマ劇跡地が再開発された歌舞伎町は新たな人気スポットとなっている。
ゴールデン街

アジア系のツアー客や、欧米の観光客が増えたことで、新宿の“ルール”も変化している(写真/Japanexperterna.se

「海外のウェブサイトでも詳しく紹介されていて、前みたいに『チャージってなんだ? 払えない!』みたいなことを言う外国人客は減った」と語るのは、歌舞伎町にバーを構えるNさん。しかし、店のシステムが浸透するいっぽうで、観光客ならではのトラブルも。 「客は増えたけど、ナンパ目的で周りの日本人客に連絡先を聞きまくったり、混雑しているタイミングに5~6人で来たと思ったら、一杯だけ飲んで帰るのは迷惑だね」  また、“一見さん”が増えたのと比例するように、常連客のマナーも悪化しているという。 「狭い呑み屋は居心地のよさがウリだけど、『オレは常連だから』ってアピールしたいのか、忙しいときにやたら話しかけてきたり、大声であだ名を呼ぶのはやめてほしいね。こっちも仲よくしたいけど、商売でやってるんだから」  街が変わったことで、客のマナーにも見直しの時期が来ている。 ★隠れ家的存在や観光地以前に、飲食店であることを忘れるな!! 写真/Japanexperterna.se ― 流行店別[ヤバい客]の新基準 ―
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