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「舌ブラシ」の使いすぎが口臭の原因に。味覚障害や舌ガンにも

味覚障害

ピンク色になるまで磨いたら味覚障害に!

 歯はしっかり磨いているのに、なぜか口臭を指摘される……という人はいないだろうか? そんな人は、池田俊憲さん(仮名・39歳)を反面教師にすべきかも。 「虫歯になったのをきっかけに、適当だった歯磨きのやり方を変えたんです。一日3回、一回につき20分を目安に、硬いブラシでガシガシ磨いていました」  ところが数か月後、家族から口臭がキツいと指摘されてしまう。 「歯磨きが足りないからだと思い、さらに力を入れて磨くようになりました。でもしばらくすると歯に激痛が走るように……」(池田さん)  エナメル質が溶けるまで歯を磨き続けた結果、池田さんは知覚過敏になっていた。歯科医の川崎健一氏は「せめて、この段階で気づいてよかった」と言う。 「歯を磨きすぎると、歯の根元がくさび状に削れていき、神経が露出します。そこまでいくともう歯は再生しません」
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問題の口臭は「舌磨き」のやりすぎ
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