刺青=ヤクザ!? 暴力団排除の巻き添えを食う「刺青・タトゥー」愛好家たち
警察がそこまで強制するのは、それだけ多数のヤクザがその地域にいるからであり、刺青愛好者がヤクザ対策の巻き添えを食らった格好だ。本当に悩ましいのは、後者の自主規制の施設である。
「刺青を入れている有名人が逮捕されると、メディア報道では刺青が強調され、刺青に対するネガティブなイメージが刷り込まれがちです。そうすると入浴施設の事業者は『刺青を不快に思う人がいるだろう。ウチも禁止しよう』と同調し、排除の輪が拡大していってしまうんです」(川崎さん)
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そんな施設における一番の問題点は、刺青を禁止すること以上に、そのことを事前に明示していないことだという。’13年9月には、北海道の温泉を訪れたニュージーランドの先住民マオリの女性が、民族伝来の刺青を理由として入浴を拒否され、物議を醸したのは記憶に新しい。同様のトラブルは今なお日本各地で起きているそう。
「どんなお客さんを入れるかは施設側の自由だけど、いざ現地に着いてから入浴NGと言われるのは辛い。宿泊情報サイトには、歯ブラシやWi-Fiの有無など詳しい施設情報が載っていますが、そこに刺青についての情報も入れてほしいんです。仕方ないから自分でかれこれ1000軒以上の施設に電話して直接聞いています」(同)
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