東京五輪で日本を背負う有望ハーフ選手・バスケ中村優花「ハーフって最初はすごいコンプレックスでした」
他競技でも同じハーフ選手の活躍が目立つが、気にはなるのだろうか。
「どこの国とのハーフかなって思うくらい(笑)」
それでも、所属チームのプロフィールの好きなタレント欄を覗くと、ローラ、水原希子、大屋夏南とハーフの人ばかり。
「意識してるのかな?(笑) でも、日本人だって外国で日本人を見れば『あ、日本人だっ!』ってなるし、それが私は“ハーフくくり”っていうだけですよ」
学生時代から、陸上部員はほかにも大勢いるのになぜか駅伝に駆り出されるほど運動能力の高さを発揮してきたが、本人曰く「昔はバスケもなんとなくやっている感じだったし、ようやくカラダに心が追いついてきた」とのこと。
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リオ五輪には間に合わなかったが、25歳で迎える東京五輪はキャリアのピークになる。
「せっかく親からもらったモノ(身体)があるので、使わない手はない。そのためにも、まずはJXでレギュラー奪取。五輪を自国でやることなんて滅多にないと思うし、バスケをやれるのなんて人生のほんの少しの間だけ。大変だけど、自分なりに頑張ります!」
【中村優花選手】
’95年生まれ。愛称は「ニニ」。名前は、英語の「unique(ユニーク)」が由来。177㎝、75kg
取材・文/栗原正夫 撮影/ヤナガワゴーッ!
― 全日本[ハーフ選手]が金メダルを獲る! ―

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