バスケ選手が買春した歓楽街「ブロックM」は、日本人駐在員が通う“夜の大学”
現在インドネシアのジャカルタで開催中のアジア大会。メダルラッシュにわく裏で、8月16日に起きたバスケットボール日本代表選手4人の買春事件が、本国の話題をかっさらってしまった。
公式ウェアで堂々と遊んでればそりゃ怒られるという話だが、現場となった歓楽街「ブロックM」も一躍有名になった。
夜になると売春付きカラオケ店が繁盛するなど怪しいスポットであることは一連の報道でも伝わってきたが、ジャカルタには日本の企業も数多く進出している。今回は日本人駐在員など現地事情に詳しい人々を取材し、内情をレポートする。
現地在住歴がありジャカルタとは10年以上関わりのあるライターの佐山浩介さん(仮名・34歳)によると、「ブロックMは日本人駐在員の癒やしの場」として親しまれているらしい。
「ブロックMはタイで例えるならタニヤみたいな場所です。高級カラオケクラブもあれば日本式居酒屋なんかもあったりして、日本で言うなら赤坂とか銀座に、雑多な新宿が混ざったような感じですね」
要するに高級店と大衆店が混在しており、ビジネスマン同士が遊びに行っても恥ずかしくない場所。商社マンなどの日本人駐在員が飲みに行ったり接待としても使われるという。
「日本人の駐在員は初めは現地の食事をとるんですけど、レパートリーが少なかったりで飽きて最終的にはお好み焼きやたこ焼き、ラーメンなどいわゆる居酒屋メニューが置いてあるところに集まっちゃうんですよ」
ブロックM自体は路上にゴミが落ちていて、悪臭もし、東南アジアの街によくみられるように、とても清潔とは言えない。ストリートチルドレンが夜になると日本人駐在員のカネをねだってくる光景もしばしばみられる。
では、今回問題となった“カラオケ店”は駐在員にとってはどのような位置づけなのか。
「日本の本社から現地駐在員が接待する時によく使います。店の名前は『ユウジロー』(石原裕次郎からとった)や、インドネシア語で“かわいい”を意味する『cantik(チャンティック)』など、昭和のおじさんっぽいセンスですね(笑)。実際、裸踊りをする商社マンは普通で、これは天下の大企業の社員だろうが同じですよ。
だいたい店先でボディコンを着た女のコが『シャチョー』『オニイサン』などと呼び込みをしていて、カラオケは女のコを一列に並ばせて、その中から好きなコを選んでボックス席でお触りアリで遊びます。そこで女のコから『ホテルに行こう』と持ちかけられて、気に入れば持ち帰るシステムです」
そこで働く女性は、中華系がほんの少しいるが、基本的には珈琲色の肌で黒髪。年齢層は20代が圧倒的に多く、30代以上になると人妻がバイトしてることもあるそうだ。選手たちは1人あたり120万ルピア(約9090円)を支払ったというが……。
「普通にボラれてますね。現地人用のそれなりの風俗が大体3500円くらいなので、その3倍。とはいえ、安いほうかもです。ブロックMのカラオケはカネを持ってる日本人の客が前提なので、大体の相場はホテル代込みで2万~3万円。出張にきた日本人が現地の相場もわからずチップを1万円も2万円も払うため、相場が上がりつつもあるようです」
駐在員ならみんな行ってる「ブロックM」
ブロックMは「シャチョー」「オニイサン」の声が飛び交う街
選手たちが行った“カラオケ店”とは
そこで働く女性は、中華系がほんの少しいるが、基本的には珈琲色の肌で黒髪。年齢層は20代が圧倒的に多く、30代以上になると人妻がバイトしてることもあるそうだ。選手たちは1人あたり120万ルピア(約9090円)を支払ったというが……。
「普通にボラれてますね。現地人用のそれなりの風俗が大体3500円くらいなので、その3倍。とはいえ、安いほうかもです。ブロックMのカラオケはカネを持ってる日本人の客が前提なので、大体の相場はホテル代込みで2万~3万円。出張にきた日本人が現地の相場もわからずチップを1万円も2万円も払うため、相場が上がりつつもあるようです」
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