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「日本の男子バスケはアマチュア気分でいて勝てるわけがない」川淵三郎×前園真聖【Bリーグ開幕直前対談】

 来る22日、Bリーグが開幕する。トップリーグの分裂騒動や国際試合からの締め出しを経て、ついに誕生したバスケットボール界の統一プロリーグ。しかし、期待が高まる一方で、Bリーグの成功を不安視する声も。Bリーグ誕生の立役者である川淵三郎氏は、開幕を前に今、何を思うか。タレントとして八面六臂の活躍を続け、SPA!特命記者という肩書も持つ前園真聖が直撃した!

Bリーグ前園:滑り込みでオリンピック予選に参加できた日本バスケチームですが、男子は残念ながら予選で敗退した一方、女子は本大会で準々決勝に進出する躍進を見せました。5連覇中のアメリカと当たらなかったら、メダルも狙えましたね。

川淵:僕は本大会出場が決まったときから、「ベスト8なんてケチなことは言わずに、メダルを狙え」とずっとはっぱをかけていました(笑)。

前園:彼女たちはフィジカル面では劣っていましたが、それでも世界に通用する可能性を見せてくれました。これはサッカーやラグビーも一緒だと思いますが、アジリティや判断の速さは世界で通用する。一方で男子はオリンピックの出場を逃しました。今後の強化をどのように考えていらっしゃいますか?

川淵:女子は動きの質と量、粘り強いマーク、それから3ポイントシュート。こういう特徴を生かしながら戦っていました。それに比べると、男子は目指す戦術が見えてこないのが気になります。バスケ強豪国の一つであるアルゼンチンがいい例で、体のサイズは日本とほぼ同じですが、アテネオリンピックでは金メダルを取ったし、今回もベスト8。いいお手本だと思います。東京オリンピックまでの4年間、男子も女子のようにスピードや運動量など、どの部分を武器にするのか、明確にしたうえで強化しなければいけない。メダルを目指すぐらいのつもりでやらないと、いい成績は残せないです。

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東京オリンピックの出場も決まっていない

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