雑学

洋服に年間1000万円使った男が激賞する「ユニクロのTシャツ」とは?



 何がいいのか。それは「艶」の一言です。

 夏のTシャツスタイルはどうしても子供っぽく見えてしまうもの。大人っぽさの象徴は「スーツ」です。シャツやポロシャツなどスーツで使う襟のある服ならば、大人っぽく見せられるのですが、襟がなく活動的なTシャツはラフでカジュアルな印象を与え、どうしても子供っぽさがぬぐえません。革靴やスラックスを合わせれば、まだ大人っぽさも担保できますが、クソ暑い夏には短パンやサンダルが楽に決まっています。そうして夏はみな、「ぼくのなつやすみ」のごとく子供っぽい着こなしになってしまうわけです。

 しかしそんなTシャツ・短パン・サンダルなどのスタイルでも「大人っぽく」見せる方法がないわけではありません。それが「素材」です。洋服は「デザイン」がすべてではありません。「素材」も印象を左右する重要な構成要素です。「大人っぽい素材」を使ったものであればTシャツ・短パン・サンダルでもそれなりにサマに見せられます。

 では、「大人っぽい素材」とは何か? スーツを連想するといいでしょう。スーツで使うアイテムはすべて艶があります。スーツは高密度のウールで艶があり、スーツシャツの多くはブロードと呼ばれる艶のあるもの、ネクタイは艶のあるシルク、小物は艶のあるレザー製が多く、靴は艶を出すために磨きます。つまり素材においては「艶」があればあるほど大人っぽくなるのです。

 で、このカットソー。1000円ながら艶に富んでいます。高級素材である極細のスーピマ綿を使用したもので遠目からも艶がわかるほど。

スーピマカットソー

さらにレベルアップを目指すなら同色ニットの肩がけもありです!

 短パンを合わせても子供っぽくなりすぎません。もちろんスーピマなど同様に艶のあるカットソーは市場にいくらでもありますが、1000円で探せと言われると、ないでしょう。この価格は奇跡です。

 また絶妙にユルいシルエットもこのカットソーのポイント。私のようにお腹が少し出てきた中年体型でもキレイに見せられる。通常、「体形を出さないように」とルーズなシルエットを選ぶと、ダボッとしたシワ感が強くなり野暮ったくなるのですが、このカットソーは前述の艶のおかげでややゆったりとしたシルエットながらきちんと大人っぽさを維持できる奇跡の一枚なのです。

 選ぶべき色は黒白ネイビーなどがひとまずオススメですが、ブルーやイエローやカーキなどの色物も捨て難い。とにかくこの夏マストバイな稀代の名作です。未体験の方はぜひ手にしてみてください。〈文/MB〉

【MB】
ファッションバイヤー、ブロガー。メンズファッションの底上げを図るべく各メディアで執筆中。“買って着て書いて”一人三役をこなす(@MBKnowerMag)。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法(www.neqwsnet-japan.info)」が話題に。また、メルマガ「最も早くオシャレになる方法(www.mag2.com/m/0001622754.html)」では、「安くてオシャレになるアイテム」を紹介し即完が続出。ニコニコ動画ではブロマガと生放送「MBチャンネル」もスタート。女子SPA!でも「レディースファッション」に関するコラムを連載開始。ファッション誌では読めない歯に衣着せぬ言説が注目されている。自身のブランド「MB」にてスキニーパンツを発売したところ、5分で完売! 初の著書『最速でおしゃれに見せる方法』が発売中

ファッションバイヤー。メンズファッションの底上げを図るべく各メディアで執筆中。“買って着て書いて”一人三役をこなす。年間の被服費は1000万円超! ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」。初の著書『最速でおしゃれに見せる方法』はベストセラーに。最新刊『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』が発売中
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