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中邑真輔が凱旋マッチ!「WWE日本公演はプロレスの“起承転結”が見られた大会」

 今年4月、米国WWEに入団した中邑真輔が、1日、2日、両国国技館にて開催されたWWE日本公演で凱旋マッチを行った。  WWEデビュー以来、「世界のシンスケ・ナカムラ」としてその名を轟かせてきた中邑。現在、WWEの別ブランド・NXTで活躍中だが、今回のツアーはWWEのハウスショー。WWE一軍の選手たちと対戦する。この3か月の間に、中邑にどのような変化があったのだろうか。大会直前のVIPパーティーの取材にて、こう語ってくれた。

VIPパーティで抱負を語った中邑

「常々、自分の表面的ではなく、内面的な形を変えて対応していかなければいけないというところでは、飽きないですね。日本のファンのかたには、そういった変化というか、プロレスの違いを楽しんでもらえたらなと思います」 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1149255

沸きに沸いた入場シーン 「(c)2016 WWE, Inc. All Rights Reserved.」

赤い紙テープが舞う 「(c)2016 WWE, Inc. All Rights Reserved.」

 大会には、従来のWWEファンだけでなく、中邑の5か月ぶりとなる日本での試合を一目見ようと新規ファンも多く詰めかけ、超満員。中邑が登場すると、割れんばかりの歓声が沸き起こり、かつてないほどの盛り上がりを見せた。観客の一人が「ナーカムーラ!」とリズミカルに叫ぶと、周りの観客も即座に乗っかり、会場全体で合唱が始まる。中邑の威力は、日本を離れても衰えないどころか、離れたことでさらにそのカリスマ性が増したように感じた。
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鈴木健.txt氏が大会を総括
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