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大幅な年収減でも幸せを得た男の「低収入リッチ」な半生――40歳で脱サラ、都内にロックバーを開く

 思い切って奥さんにバー経営の構想を話すと、もともと音楽の趣味で意気投合したのもあって、石井さんの気持ちを理解してくれた。 「見切り発車は失敗すると思ったので、2年ほどバー経営や立地などのリサーチをして、その間は倹約して貯蓄に努めました。40歳になったのを機に会社を辞めて、都内にカウンターだけのロックバーを借金なしで開業したんです」  しかし、音楽にうるさいお客を相手に、好きな音楽をかけて接客するのは予想以上に楽しかった。 「1年前からランチ営業も始めて、奥さんが料理を担当しています。結婚してから専業主婦だった奥さんも久しぶりに働くのが楽しいみたいです。僕も会社勤めの頃よりも子供と接する時間が増えて、家族愛を深めていますね」 <取材・文・撮影/SPA!編集部>
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