“ロイヤルランブル”ショーン・マイケルズV2――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第209回(1996年編)
ショーン・マイケルズは“ロイヤルランブル”出場全30選手中、18番めのエントリーとして試合開始のゴングから32分41秒が経過したところでリングに上がってきた。
時間差式変則バトルロイヤル前半戦のキーパーソンが“新顔”のベイダーだとしたら、後半戦の主役はいうまでもなく前年11月の“失神事件”以来、この日が2カ月ぶりの復帰戦となったショーンだった。
ショーンよりもあとから入場の顔ぶれは(19)白使(20)タタンカ(21)アルドー・モントーヤ(のちのジャスティン・クレディブル)(22)ディーゼル(ケビン・ナッシュ)(23)カマ(のちのゴッドファーザー)(24)スティーブ・オースチン(25)バリー・ホロウィッツ(26)ファトゥー(のちのリキシ)(27)アイザック・ヤンカム(のちのケイン)(28)マーティー・ジャネッティ(29)デイビーボーイ・スミス(30)デューク・ドローシー。
ショーンが登場してきた時点では先頭バッターのトリプルHことハンター・ハースト・ヘルムスリー、4番めでエントリーのジェリー・ローラー、10番めでエントリーの123キッド、17番めでエントリーのオーエン・ハートらがまだリング内に残っていた。ショーンはプレス・スラムの体勢から軽量のキッドをまずトップロープごしに場外に落とした(34分2秒)。
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