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“ヒットマン”と“HBK”の暗闘:ショーン・マイケルズの場合――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第251回(1997年編)

ザ・レスラー

“両雄並び立たず”というコトバどおり、ショーン・マイケルズとブレット・ハートは“主役”の座をめぐりバックステージでも政治的対立をくり返した。(写真は米専門誌「ザ・レスラー」表紙より)

 “両雄並び立たず”というコトバがあるが、“HBK(ハートブレイク・キッド)”ショーン・マイケルズと“ヒットマン”ブレット・ハートの関係はまさにそれだった。

 第三者からみれば“似た者同士”ということになるのかもしれないが、ショーンにとってもブレットにとってもそういう評価を受けていること自体がどうしても納得いかず、おたがいがおたがいに「あいつとオレのいったいどこが似ているんだ?」という共通の認識を持っていた。

 ショーンは1965年7月22日生まれで、ブレットは1957年7月2日生まれだから、年齢ではヒットマンのほうが8歳上だ。“レッスルマニア13”が開催された1997年3月の時点ではショーンがキャリア13年(1984年デビュー)の31歳で、ブレットはキャリア21年(1976年デビュー)の39歳。WWE在籍年数はショーンが12年で、ブレットが14年。

 体のサイズはショーンが身長6フィート(約182センチ)、体重225ポンド(約102キロ)で、ブレットが身長6フィート(約182センチ)、体重245ポンド(約106キロ)とだいたい同じ。

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ショーンもブレットも、共にシングルプレーヤーに転向

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