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ビンスの選択は“ヒットマン”Or“HBK”?――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第221回(1996年編)

RAWマガジン

ブレット・ハートか、それともショーン・マイケルズか。ビンス・マクマホンが“主人公”に選択したのは――?(写真はRAWマガジン表紙より)

 ブレット・ハートとショーン・マイケルズ。“ヒットマン”と“HBK(ハートブレイク・キッド)”。シャープシューターとスウィート・チン・ミュージック。主役になれるのはふたりのうちひとりだけ、とビンス・マクマホンは考えた。

 ブルーノ・サンマルチノ、ボブ・バックランド、ハルク・ホーガンら歴代のチャンピオンたちと比較すると、ブレットもショーンもプロレスラーのタイプとしてはビンスが定義するところのチャンピオンのイメージとはやや異なっていた。それはブレットとショーンズがふたりとももともとはタッグチームの片割れだったことと関係している。

 ブレットは義兄ジム・ナイドハートとのコンビ、ハート・ファウンデーションとして約8年間活動後、シングルプレーヤーに転向した。マイケルズも1980年代後半にザ・ロッカーズ(パートナーはマーティ・ジャネッティ)というアイドル系タッグチームで活躍したあと、1992年に初めてヒールに転向し、シングルプレーヤーとしての道を歩みはじめた。

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あえて解散させたのは、ほかならぬビンスの考え

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