更新日:2017年08月10日 21:26
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死んだ人間がたどり着く “五次元の世界”ってどんな世界?

 その退屈を解消するために空間にゆがみを生じさせた渦から三次元の世界が生まれたと木内氏は続ける。また、わかりやすい例として二次元のゲームの世界を出して説明している。 〈五次元の世界がつくる三次元の世界は、私たちがパソコンの画面で「ドラゴンクエスト」のゲームをするのと似ています。私たちは退屈なとき、暇つぶしにパソコンゲームをします。パソコンの画面上、すなわち二次元空間では、さまざまなゲームのキャラクターが生まれ、戦い、死んでいきます。二次元空間で動くキャラクターたちは、それぞの“人生”を生きて、死んでいくわけです。キャラクターたちに私たちは見えません。ただ必死に生きるだけ。三次元に生まれた私たちもそれと同じなのではないでしょうか。五次元の意識によって生み出された三次元のキャラクターである私たちは、私たちの人生を必死に生きます。どの肉体(=着ぐるみ)を選ぶかで、キャラクターは変わります。ある人は勇者を選び、ある人は僧侶や賢者を選びます〉  対人関係、雇用問題、経済不安…。我々を取り巻く社会の問題は計り知れない。我々はなんのためにこの世に生を受けたのか。苦しむためなのか。  お釈迦さまは「悩みから解放されるためには我執(自分に執着すること)を捨てよ」と教えを説いたが、木内氏が見てきた五次元の世界はそれに通ずるものがある。  哲学、科学、化学が融合した本書。木内鶴彦という理系人間のあくまでも論理的な目線で記された本書は、今はやりのスピリチュアルな書物とは一線を画す興味深い内容に富んだ1冊といえるだろう。〈取材・文/日刊SPA!取材班〉
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世界的権威のある国際天文学連合が認めるアマチュア天文家、木内鶴彦。三度の臨死体験を経て、受け取った「最期のメッセージ」とは…。

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