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母親が応援!? 「親公認AV女優」のリアル

――「うちの娘はAV女優です」というタイトルを最初に見たとき、「時代が変わって、親が寛容になり、一緒に応援するようになったのか」と思ってしまいました。ところが、そんな単純な話では全然ない。それぞれが複雑な事情や人間関係を抱え、葛藤する様が描かれています。どうやってここまで、赤裸々に語らせたのでしょうか?

アケミン:どうやって……といっても強要してませんよ(笑)。何度か取材をしていて、「この子なら話してくれそうだな」という女優さんにお願いしました。親公認の話をできる女優さん自体、激しい競争を生き延びた上位エリート層と言われるかもしれません。ここに出てくる女のコでグラビア組んだら、かなり豪華なエロ本ができると思うぐらいの人気女優ばかり。全国紙や地上波にも顔出ししている女優さんなので、やはり皆、肝が座っていましたね。

 AVに出たら結婚できないとか、就職が難しいとか、人生の選択肢が狭まってしまったり、世間の風当たりもまだ強いこともある。そんな中、「周囲の反対を押し切ってまでやりたいことって人は一生の中で何回あるんだろう」ということを考えました。親サイドとしては、自分のこれまでの価値観や常識を超えたものを付きつけられたとき、人はどう動くのか、そんな風ことも思っていました。

――登場するAV女優の多くが芸名ではなく仮名となっています。そんな中、実際の女優名義で登場した丘咲エミリさんの回は、特に驚かされました。

アケミン:幻冬舎plusでの連載時では全員仮名でした。プライバシーの配慮と同時に、女優名を全面に出すとパブ的な要素が強くなり、語る言葉も変わってきてしまう。「人気や知名度に引っ張られずに彼女たちの価値観や考え方を読んでもらいたい」という編集サイドの意向もあったので。

 丘咲さんはウェブ公開時にツイッターでも「これは私の話です」と自らツイートしてくれました。

⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1277823

 彼女は、昨年秋に引退したのですが、引退作「本気で無敵の引退 デビュー5周年!マル秘解禁240分SPECIAL」ではスッピンでセックスしたり、親友のニューハーフ美女と絡んだり、ガチで童貞マネージャーに筆下ろししたりと、どこまでもさらけ出しているので、彼女の生き様、いやイキ様もぜひ見ていただきたいです。

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恵比寿マスカッツが果たす意外な“役割”

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うちの娘はAV女優です

「裸を売る仕事」をめぐる親子関係、価値観の変容を浮き彫りにする衝撃作!!





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