更新日:2020年09月11日 16:59
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ユニクロのジョガーパンツには買っていいものとダメなものがある

ユニクロのジョガーパンツ、デニム素材は買ってはいけない

UNIQLO ジョガーパンツ(デニム・レングス69~73cm)1990円(+税)UNIQLO ジョガーパンツ(デニム・レングス69~73cm)1990円(+税)  われわれ日本人には、「デニムは使いやすい」「デニムは何にでも合う」という根拠のないデニム信仰があります。アメカジの影響を過大に受けている日本において、代表アイテムである「デニム」をとにかく愛用、重用してしまうのです。もちろん「デニム」自体は悪いものではありません。しかし、ことジョガーパンツでデニム素材を選ぶのは考えものです。先ほど説明したとおり、ジョガーパンツはスポーツウェア由来のトレンドでそもそも「カジュアル」なもの。カジュアルなデザインパンツにさらにカジュアルなデニム素材を組み合わせてしまうと、「子供っぽい印象」に直結します。  ユニクロの通販サイトでは身長体重が完璧に整っているモデルの着用画像が掲載されているので違和感はありませんが、実際私などが着用すれば実に子供っぽくて安っぽく、まず見られたものではないでしょう。もちろん着こなしで払拭することはできますが、「デニム素材のジョガー」という存在そのものがカジュアルすぎてバランスをとりにくいのです。少なくとも「何でも合わせられる」といった類のアイテムではありません。なにもわざわざ最初の「ジョガーパンツ」として選ぶべきものではないでしょう。
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カジュアル素材の「ジョガーパンツ」を買ってはいけない!
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