恋愛・結婚

「私たちは飲み会の接待要員じゃない!」ハイスペリーマンの身勝手なマッチングアプリ使用法に女性たちが怒りの告発

コスパで言えば「プロのキャバクラ嬢<素人のTinder女子」

「最後にわかったのですが、その40代のおじさんはイケメンの上司だったんです。つまり、私たちは上司の接待要員コンパニオンとして呼ばれただけでした」と佐奈さん。  事実、ハイスペ男性にとって、このようなTinder利用は珍しくない。大手町にある大手金融系企業で働く榎本氏(33歳・仮名・慶應義塾大学卒・年収990万円・中央区在住)は、自身のTinderの使い方を次のように語る。

「金曜21時とかならTinderで六本木に喜んでやってくるコは多いです。ハズレ合コン帰りが大半ですね」(榎本氏)

セフレは他にいるので、Tinderはその日に飲める女の子を捜すツールとしてのみ使っています。あらかじめ大量にマッチングだけしておいて、女の子を集めたいときにTinderを開く。リアルタイムでアプリを起動している女性はバッジが表示される仕様なので、Tinderを見てるであろうアカウントを中心にお誘いのコピペ文章を送ります。10人くらいに送れば、だいたい誰かしら反応するかな」  まるで雑魚を集めるための地引網。また、表示される女性の距離設定を短くして、その場でスワイプしながら近くで飲んでいる女性を検索することもあるという。 「飲み会のあと、持ち帰るか持ち帰らないかはその場の気分次第。ただ、そういう出会い方をした女性とその後も連絡を取り続けることはまずない。LINEを教えないことも多いので、Tinder経由でしつこくメッセージが来ることもありますが(笑)。とにかく、女の子と飲むためにわざわざ高い金を払ってキャバクラに行く習慣は、僕たちにはないですね」  プロのキャバクラ嬢よりも、素人のTinder女子。民泊の台頭によってビジネスホテルが打撃をくらっているように、どの業界でもプロと素人の境界線が限りなく曖昧になる時代がやってきたようだ。

「ハイスペリーマンと出会えるのなら、キャバ嬢要員でも構わない」

 ここまで読んで、このようなハイスペリーマンたちの遊び方に怒りを覚える人もいるかもしれない。だが一方、女性の中には彼らからキャバ嬢やコンパニオンのような扱われ方をすることに納得し、能動的にそれを楽しんでいる者たちもいる。 「盛り上げ要員でもヤリモクでも、ハイスペ男性と飲めるだけで満足。かつては私のようなレベルの人間が、“総合商社”“外資系コンサル”“外資系金融”の男性と出会えることなんて絶対にありませんでしたから。Tinderによってキラキラした世界を垣間見られるから、単純にいい時代になったなと思います。いまは中堅サラリーマンの妻より、遊びでもいいからハイスペリーマンのセフレでいたい」(26歳・女性・地方銀行事務・つくば市在住) 「彼らと付き合うのは本当のキラキラ女子なのでしょうが、こちらも身の程知らずではない。単に『外銀と飲んだ!』というミーハー心が満たされれば十分です。顔とスペックだけでスワイプできるシンプルな機能は、ハイスペ男性スタンプラリーには最適です。逆に神田とか茅場町とかにいそうな普通のリーマンと飲んでも時間を返せとしか思えないですし」(27歳・保育士・川崎市在住)  このように、さえない年収300万円のサラリーマンの彼女より、年収1000万円以上のハイスペリーマンの二番手でありたいという女性も増加しつつあるようだ。  何度目かの「スマホ革命」が男女の関係に侵食するにつれ、恋愛格差は今まで以上に開いていくことが予想される。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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