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ゴミ屋敷の住人とホームレスでは「モノの再利用」に関する考え方が違う

使い捨て品の再利用に見る精神性とは

使い捨て商品

ゴミ屋敷で最も驚いたのは、ペットボトル1000本をトイレ代わりにしていた光景だという

 「使い捨て」とされているものも“工夫”次第で長く使えることがある。ゴミ屋敷の清掃やホームレス取材を通じた「モノの再利用」に詳しい、ライターの村田らむ氏はこれらについてどう考えるのか? 「ゴミ屋敷に携わっていると、なるべくモノは捨て、使えるものはとっとと使って生活していこうと思いますね。ゴミ屋敷の住人は、使い捨て品を、部屋の中にため込むパターンが多い。むしろ一つの物を使い続けたほうが、部屋が汚れずに済んだと思います。逆に、お年を召したゴミ屋敷の住人は『もったいなくて捨てられない』、『もったいないから拾ってくる』人が多い。傘、ストッキング、スーパーの袋などから、便器まで拾ってきている人がいました」  使い捨てたものがたまり、使っても捨てられずにたまる……どちらも真逆ではあるが、モノを有効利用できていない点では同じだ。  一方、その点でホームレスは手慣れている。 「彼らは基本的に拾ってきた食器、家具などを再利用します。引っ越しや、遺品整理後のゴミの中には指輪、カメラ、ソフト類など金めのものが多く、それを転売することで月に10万円以上稼いでいる人もいました」  河川敷ではバーベキューの後に残った練炭が捨てられているが、これを拾い、乾燥させて冬場ストーブの燃料に使っている人も多い。  また、村田氏が一番驚いた“再利用”はワンカップ日本酒の空き瓶で作られた竈(かまど)。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1299480
使い捨て品

ホームレスがワンカップで作った竈。「まさにアル中用竈です」(村田氏)

「見た目のインパクトがすごかったですね」  村田氏はそうした姿に、自身も少なからずインスパイアされている部分もあると話す。 「自分がいつかホームレスになってしまったら、ゴミの再利用と換金でなんとか生きていこうかと。具体的には、銅線やアルミ缶、拾ってきた週刊誌を売ったりね」 【村田らむ氏】 ルポライター、漫画家。’72年生まれ。ホームレス、裏社会などアンダーグラウンド問題に詳しい。著書に『禁断の現場に行ってきた!!』(鹿砦社)など 取材・文/SPA!使い捨てリユース研究所 ― 使い捨て商品 どこまで利用できるかな? ―
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