“合法”JK店が大盛況。現役店長が語る「JKビジネスの行く末」
今夏から都条例で規制されることになりそうなJKビジネス。どうやら「駆け込み需要」もおきているようだ。
‘13年1月27日、秋葉原や池袋などにある計17店舗のJKリフレ店が一斉に摘発された。ハグや添い寝など女子高生が客に密着するサービスが労働基準法違反に抵触すると見咎められたためだ。しかしその後、JKリフレ店が壊滅したかというと、さにあらず。店の中には、法に触れぬよう、18歳以上の女性を雇用して存続するケースも多々あった。それで需要はあるのかと思いきや、ここ数年、こうした店舗型に加え、派遣型のリフレ店が続々と誕生するなど、業界はにわかに活況に沸いているという。
池袋で「JKMAX」という派遣リフレ店を経営するK氏(20代)はそうした背景を説明する。
「ウチは18歳から21歳の素人っぽいコを雇っています。デリヘルだと、決まり切ったプレイだけど、リフレの場合は特にコースがなく、女のコとはいろんなやり取りができる。そんな自由恋愛みたいなドキドキ感がウケているんです」
K氏はもともとJKリフレ店の熱心な客で、JKリフレ嬢と恋仲になったこともあると言うほど。だからこそリフレの面白さを熟知しており、今や経営者となったその観点から見ても、このビジネスは収益性が高いと実感したという。
「派遣リフレ店は貯金30万円さえあれば開業できます。事務所の家賃と、ネットに出す広告費、それにドンキで3000円程度の制服を買うぐらい。それで、月に50 万円ぐらいは利益が出ます。今はLINEで女のコと連絡が取れるので、極端な話、スマホ1台あればできるくらいです(笑)」
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事実、参入障壁は低く、元スカウトやズブの素人がこの業種を始めており、ここ池袋でも非合法店を含め、増殖の一途だという。
「幼くて素人っぽい雰囲気の女のコを求める客には、たとえ『エセJK』でも10代であればウケ、実際働くコもたくさんいる」(K氏)
条例改正により、今後、リアルなJKが働く店にはさらに厳しい視線が注がれるのは必至だが、求める客も厳罰に処さない限り、形を変えて残っていくのは確かだろう。
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取材・文・撮影/井川楊枝
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