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知らぬうちにセクハラ認定…女性がイラついている、おっさんの言動

「セクハラにならない女性部下の口説き方」を掲載した男性誌が「この記事自体がセクハラだ」と炎上したり、飲料メーカーのCMがセクハラ動画だと問題視されたり、相も変わらずセクハラ加害者サイドの「わかってなさ」が炎上の火種になっている昨今。そこで、今回は各シチュエーション別にセクハラ検定を実施。セクハラグレーゾーン時代を生き抜くための知識を紹介する。

気遣いが裏目に出てしまうパターンに気をつけるべし

オフィス 仕事中にわかりやすいセクハラをする男性は昨今なかなか見かけないが、実は何げない一言が女性を不快にさせている。  女性200人に調査したアンケート(※)で88ptと最も不快指数が高かったのが「意見が合わないと『女にはわからない』で片づける」。 「会議で意見が対立すると、すぐに『まあ、〇〇は女だからなあ』とつぶやく上司。男性をターゲットにしたサービスの現場で、なんとかニーズを把握して提案しようと頑張っているのに、不快を通り越して虚しくなります」(28歳・IT)  プライドが傷つくのか、ひがみ根性なのか、仕事で結果を出した女性に「『枕営業をしたからだ』とネガキャン」(75pt)をしたり、怒った40代女性を陰で「『更年期かな』とちゃかして笑う」(78pt)のももちろん即アウト。さすがに直接本人の前で言う輩はいないが、「漏れ聞こえてくるだけで、自分も言われてるのかなと嫌な気持ちになる」(32歳・メーカー)のだ。  また、気遣ったつもりの言動が女性を不快にさせている例も。「『女のコは甘いものを与えておけばご機嫌だからね~』(68pt)とコージーコーナーのシュークリームとか安いスイーツをドヤ顔で差し入れしてくる上司。女がみんな甘いものが好きなわけじゃないし、スイーツなら何でもいいってわけでもないし、『与えておけば』って、動物扱いかよ」(31歳・銀行) 「『おいバイト!』とか言う人もいるから、気を使っているつもりなのかもしれないけど、『バイトちゃん』って呼ぶ人……なぜ名前で呼ばないのか不思議だし、ちゃんづけも相まって舐められてる感じがする」(27歳・アルバイト) 「『忙しいの?』とか『大丈夫?』だけでいいのに、『肌荒れひどいよ?』(66pt)と言ってくる上司。心配してくれているのはわかるが、毎日鏡見てるから知ってるし、ほっとけ」(32歳・金融)
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