「タイムラインから加齢臭が漂う」おっさんたちのFacebook投稿に若者から嘆きの声
幅広い年代に広がりを見せるFacebook。先月の発表では、日本では月間2700万人が利用しているとの報道があった(日経新聞より)が、基本的に本名で行うため、過去の知り合いと再会できるという点では非常に有用だが、最近ではそうした目的の使い方をしている者は、あまり多くない。
最近では、自分がおもしろいと思った事柄やニュースの紹介、または仕事の成果など「自己顕示」の日記に使われるケースが少なくないことは、すでに日刊SPA!でお伝えしたとおりだ。
そしてその中でもアクティブユーザーが多いのが40代の中年男性、いわゆる“おっさん”たちだ。自由に発言できるネット空間に居心地の良さを見出し、積極的に若者が眉をひそめる投稿を連発する。昨年、そんな中年を紹介した記事「おっさんのイタいFacebook投稿」ではバラエティに富んだイタい投稿の数々が紹介されたが、時を経てその投稿パターンも変化している。本記事では、相変わらずタイムラインを独占するおっさんたちの投稿の数々を紹介しよう。
「どの媒体よりもネタ情報に驚きのある週刊文春のスクープを逐一シェアしてくる上司。ヤフーニュースとほぼ同じタイミングなので、毎週水曜日16:00くらいの配信時間に待機しているだろうなあと思うとしかめっ面になりますね」(26歳・女性・経理)
「弊社でメディアを立ち上げる予定なのですが、編集長の描いている方向性が『世の中を驚かせるスクープから、毎日の仕事や生活に役立つ話題まで…』と、いつもいいねを押している文春記事からモロに影響を受けている。最近では文春側がメディアに対して使用料を取るようになったらしいけど、毎回速報記事をシェアする“スクープフリーライダー”のおっさんたちからもカネとっていいんじゃないかな」(33歳・男性・Webメディア編集)
繁華街で新聞の号外を配る人が決してスクープを取った記者ではないにもかかわらず、なぜかドヤ顔で号外を配っているように、ニュースを「自分発」にしたがる人は昔から存在していた。その投稿のイタさに彼らが無自覚であるのは、コメント欄でツッコむ若者たちがいないからかもしれない。
「最近のFacebookって何年か前の投稿を知らせてくれることがありますよね。それを再度取り上げて『俺、前から言ってることブレてないな』『この時の俺、いいこと言ってるわー!』と明らかに自己承認丸出しのポストをする先輩。もちろんいいねはしないし、実際ついていないですね」(32歳・男性・広告)
「『この飲み会、今見ても豪華メンバーだよなあ』と、Webで名の知られた人との飲み会写真をシェアしてくる人がいます。一人ひとりタグ付けして『俺はこの辺とつながってるぞ』というアピールに見えてイタい。豪華と思っているのは自分だけだろと」(33歳・男性・IT)
金曜夜ともなると、すぐに飲み会の写真と共にメンバーをタグ付けして「豪華メンバー」と自画自賛するおっさんたち。すでにインスタに流れている若者からは「おっさんの写真が並んだFacebookのタイムラインからは加齢臭が漂う」(26歳・女性・金融)と厳しいコメントも。
1:文春速報おっさん…二次情報をなぜか自分発であるかのように投稿
2:過去投稿礼賛おっさん…「俺っていいこと言ってる」と自画自賛

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