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男はなぜ「狂わせガール」に振り回されるのか?

 魔性の女、小悪魔、クラッシャーから、ハニートラップ、毒婦まで。昔から「男を狂わせる女」はさまざまな名前で呼ばれてきた。危険な薫りのする女だとわかってはいても、男がついハマってしまう「狂わせガール」たちにはどんな共通点があるのか? 渋谷直角氏のコミック『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』が映画化され話題になっている、’17年現在の狂わせガールの傾向と特徴を分析していく!

狂わせガール「男が女に狂っていくのは『予測誤差』の繰り返しによるもの。デート中に突然怒って帰ってしまったかと思えば笑顔で抱きついてきたり、ずっと連絡が取れないかと思ったら夜中に会いたいと電話がかかってきたり……

自分にとって制御不能な女性からたまにリターンがあると、そのリターンがうれしくてどんどんハマってしまうんです。

この『疑似餌』テクニックを計算して駆使しているのがキャバクラ嬢などの玄人女子ですが、それを意図せず天然でやれてしまうのが本物の『狂わせガール』といえます」

 とは、多くの企業のメンタルヘルス対策に従事してきた産業医の大室正志氏。

 最近の「狂わせガール」に一定の傾向はあるのか?

「SNSの発達によって、さまざまなコミュニティでの顔の使い分けが瞬時にできる能力を身につけたSNSネイティブ女子は、男性に対しても瞬時に『相手が望む最適解の顔』をしてしまう傾向があります。

男は『俺の理想の女だ!』と思うわけですが、女のコにしてみれば単なる処世術。男に勝手に盛り上がられても『え、全然そんなつもりなかったんだけど』となってしまいます。

最近はこういった、意図せず『理想の女』を演じてしまう過剰適応型の狂わせガールが増えているのではないでしょうか」

【大室正志氏】
これまで50社以上の産業医を務める。プライベートでも人間観察癖は抜けず、女性の恋愛心理にも詳しい。『産業医が見る過労自殺企業の内側』(集英社)発売中

― 新型[狂わせガール]の肖像 ―

●1話試し読みはこちら!⇒https://nikkan-spa.jp/896784

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