魔性の女、小悪魔、クラッシャーから、ハニートラップ、毒婦まで。昔から「男を狂わせる女」はさまざまな名前で呼ばれてきた。危険な薫りのする女だとわかってはいても、男がついハマってしまう「狂わせガール」たちにはどんな共通点があるのか?
渋谷直角氏のコミック『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』が映画化され話題になっている、’17年現在の狂わせガールの傾向と特徴を分析していく!

タイプ別に見る「狂わせガール」の傾向と特徴
現在の狂わせガールたちは、一体どのようなタイプに分けられるのか。そこで今回、美人度と狂わされ度を基準に、7タイプに分類してみた。
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狂わせガールの新型分類図
「美人度が高く狂わせ度も高いのは、相手の理想を演じる
①過剰適応型。結婚、出産を経ても働き続ける女性が多いなか、いくつもの顔を使い分けて人間関係を円滑に進めていくのは、昨今の多くの女性にとって、生き抜く術として身についたもの。男性が乗っかって勘違いしてしまうのはちょっと滑稽でもあります」(産業医の大室正志氏)
狂わされ度がやや下がる
②半分枕型とはどんなパターンなのか?
「手近な先輩や上司と寝て、同期に話してちょっと優越感に浸ったり、ちょっとした仕事の便宜を図ってもらう。先輩や上司のことは本気で尊敬しているのですが、本人がメリットを意識しながら男の狙いを定めるのも事実なので、過剰適応型よりは狂わされ度がやや下がります」(同)
美人度は劣るが狂わされ度が高いのは
③サークラ型と
④犯罪型。
「オタサーの姫として調子に乗る女も女ですが、紅一点の女性をむやみに姫扱いして崇め、いびつなコミュニティを率先してつくる男側にも問題がある」(同)
犯罪型はどうか?
「すべてが虚飾の振る舞いですが、女慣れしていない男を選んで意のままに操りカネをむしり取る……古典的ながら完成された、まさに毒婦ですね」(同)
⑤パパ活型のような金銭が介在した関係は本来男が狂うことはあまりなさそうだが……。
「素人商法の罠というヤツで、キャバやデリヘルのような明確な玄人ではないがゆえに、会っているうちに本当の恋人のように振る舞い始めて自滅する男は意外といるんです」とは、合コンコンサルタントとして多様な人脈を持つマドカ・ジャスミン氏。
狂わされ度は低いが、
⑥読モ型も男が自滅しやすいパターンだ。
「カリスマインスタグラマーだったり、トロフィー感の強い美女を、社会人になってから遊び始めた男がステイタスのために手に入れようと躍起になるけど、かなわずにじだんだを踏む……狂わされるというより勝手に狂ってる状態(笑)」
最後は
⑦ポケモン型。
「とにかくたくさんの人とコンプ欲を満たすためにHする女子。女性経験の少ない童貞が、付き合うつもりでこういう女性とHすると、一生レベルのトラウマになることも」(大室氏)