宴会コンパニオンとして働く一般女性たちの告白。主婦や女子大生まで…
宴会コンパニオン、男性なら誰もが1度は憧れるこの遊び。普通のキャバクラとは違い、その実態は謎だが、どのような女性が働いているのだろうか。普段の顔は主婦という、宴会コンパニオン歴2年のナオさん(仮名・28歳)に話を聞いた。宴会コンパニオンを始めたのは結婚後と話す彼女が、この世界に入ったきっかけとは何だったのか。
「学生の頃からキャバクラでアルバイトをしていたので、水商売自体に抵抗はありませんでした。結婚後、しばらく専業主婦をしていたのですが、子供もいないので昼間すごく暇だったんです。夫に内緒で昼キャバで働き始めたのですが、客層の悪さの割に時給が低くて嫌になったんですよね。もっと、短時間で稼げる仕事はないかと思い、今の仕事を始めました」
ナオさんの話によると、昼キャバの客層は水商売や高齢者の男性が多いという。また、客単価も安いため、時給は夜の時間帯の半分だと話す。
「初めはネットで宴会コンパニオンの求人を探したんですが、掲載されているのは温泉街に出張するピンクコンパニオンばかり。宴会コンパニオンには、温泉旅館に呼ばれる本番サービスありのピンクコンパニオンと、宴会で一緒に飲むだけの宴会コンパニオンの2種類あります。さすがに温泉地まで遠出はできないので、知り合いのスカウトマンに、ピンク無しの宴会コンパニオンの派遣会社を紹介してもらいました」
現在は週に1度、宴会コンパニオンとして働いているナオさん。給料や勤務時間はどのようなものだろうか。
「時給は6000円~7000円で、勤務時間は基本2時間です。延長が入ったら、その分の時給がもらえます。私達が行くのは宴会場など、時間が決まっている場所が多いので、あまり延長は入りません。ピンクコンパニオンの時給も同じくらいだそうです。初めは私達と同じで2時間の宴会から始まり、延長をもらってから、お色気ありの野球拳などのゲームをして、本番交渉をするそうです」
客が払う料金は、コンパニオン1人につき1時間12000円ほどだという。本番ありの3時間コースと考えれば、ソープと同じくらいの金額だろうか。また、短時間で高額な給料が入るため、ナオさんのような主婦も多いという。
「キャバクラと違って指名や売上げを気にしなくていいのがラクですね。客と連絡先を交換する事もないので、夫に悪いとは思いません。まぁ、バレるリスクも少ないでしょうし。中には、外で客と会って本番をしているコもいるみたいですけど……」
コンパニオンを始めた理由

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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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