冷蔵庫を捨てたことで生まれた“8つのメリット”を分析してみたよ――プロギャンブラーのぶき
15年間、世界中のカジノを放浪して勝ち続けてきたプロギャンブラーのぶき。「『人生』とは自分軸で生きること、『賭け方』とはこの1時間をどう使うかの戦略だ」と言い切る。世間体から解き放たれ、「スマイル基準」で人生を勝ちへ導く男が語る生き様論。
〈第41回 冷蔵庫を捨てたことで生まれた“8つのメリット”を分析してみたよ〉
僕は世界をさすらい続け、全荷物をバックひとつで20年間生きているミニマリスト。今回は、冷蔵庫を捨てた3年間の分析をしたら、年10万円を節約でき、行動・睡眠・思考が効率化されると判明した。ぜひ紹介させてください。
ミニマリストになると、常識を打ち破り、新たなる設定にトライするのも楽しくなる。他人に「えっ? こんなのも持っていないの?」と少しドン引きされることすら、心地よく感じてくる。
ミニマリストの考え方としては、
【人類史700万年において、いつから使われている?】by 人生の賭け方
そこから、仮説「僕らは冷蔵庫がなくても、生きていける」と立てていく。人類は進化し、より便利に生きるため、様々な発明をしてきた。とはいえ、モノとは広告で必要と思いこまされ買わされていく。たしかに便利な点も多いけど、全員が持っていると視点は偏ってしまう。なぜなら、「持たないメリット」が見えてこないからだ。
【常識を忘れて、「なぜ?」と必要性を問う視点が勝ち方】by 人生の賭け方
15年間も旅しているとき、必然的に冷蔵庫は持ち歩けない。冷蔵庫を使用しないで生きている旅の期間が、長期に渡ることもある。そのときに感じた「実は冷蔵庫ってなくても生きられるのかも」。定住したのでトライしてみた。
冷蔵庫を捨てる8つのメリット
その1、冷蔵庫代
購入コストは1~3人用での平均的な大きさを350リットルとし、約9万円がかかる。寿命として、平均10年ほど使用すると言われていて、廃棄にも5000円前後がかかる。年額に直すと9500円が購入コストとなる。
その2、電気代
さきほどの350リットルという大きさで、年7000円が平均値になる。
その3、引越代
引越でやっかいなモノが冷蔵庫。つまり、引越代の内訳に冷蔵庫が内包されている。仮に冷蔵庫だけを宅配屋や引越業者に頼むと、平均値1万円がかかる。引越費用からみると、仮に5000円分を冷蔵庫代と計上し、5年に1度引っ越すとすれば、年額1000円と考えてみる。
その4、食材ロスがゼロ
スーパーに売られているのは、自分が必要な量ではなく、スーパー側が設定した量。お腹が満たされないのは避けたい観点から、多めの購入をしてしまう。なんでもまとめ買いのほうが断然に安い。お得に思うけれど、必要な時に必要な分を購入するのが、効率的視点からみればベストとなる。日本の家庭から生じる食材の廃棄は年間300万トンといわれ、一人当たり年間で約23キログラム。毎日小さなおにぎりひとつを捨てている計算となる。仮に1日100円って考えると、3万6500円分が冷蔵庫を持っているうえで生じる食材ロス。つい多めに購入する食材も、冷蔵庫がないと食べ切れる必要な分しか買えなくなるので、効率的な購入となっていく。
1
2
1971年東京都生まれ。15年間カジノで勝ち続けたお金だけで、世界6周。東日本大震災時、ボランティアのため一時帰国。すると、メディア・講演依頼など各方面から引っ張りだこに。検索「プロギャンブラー」にて独占状態。著書に『勝率9割の選択』(総合法令出版)、『ギャンブルだけで世界6周』(幻冬舎)
FACEBOOKフォロワーさん大歓迎、オフィシャルブログも更新中
記事一覧へ
記事一覧へ
この連載の前回記事
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ