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「冷蔵庫」販売員が本当に買っている3機種と絶対に買わない1機種

 皆さん、こんにちは。関東の某家電量販店に、十数年間務めている店員のスズキです。黒物から白物まで、ジャンルを問わずさまざまな商品の販売に携わり、店長も務めたことがある私が、日々の生活に役立つ家電の情報をお届けしていきます。

「冷蔵庫」の正しい選び方は?

家電量販店

※写真はイメージです(以下同)

 前回は、ロボット掃除機「ルンバ」のオススメを紹介しましたが、今回はテーマをガラリと変えて、冷蔵庫の中から「販売員が買っている&絶対買わない機種」をそれぞれお話したいと思います。  コロナ禍の生活が長引く中で、冷蔵庫を新調する際に、現在使っているものよりも大容量のサイズを選ぶお客様が増えています。外食を控えたり、まとめ買いをしたりするなら、やはり大容量の冷蔵庫のほうが心強いですからね。  容量が大きくなると電気代が上がりそうなイメージですが、実は大量量サイズのほうが省エネ性能は優れています。そこで今回は、容量が400L以上の冷蔵庫を選びました。このサイズの冷蔵庫は、価格が大体20万円前後になっています。

「クイック冷却」など便利機能がたくさん搭載

 1位は’20年10月に発売された日立の「R-H48N」で、容量は475Lです。  発売から少し時間が経っていますが、そのぶん価格が落ち着いていて、実勢価格が17万4000円前後と比較的財布に優しくなっています。  特筆すべきは2℃という少し低めの温度と約80%の湿度を保つ、「まるごとチルド」を搭載していること。すべての冷蔵室をチルドとして使用できるので、食品の鮮度が長持ちしますし、サラダにラップをかけなくていいなど、管理も楽になります。  冷蔵庫に入れ忘れていたビールを急いで冷やしたいときに便利な「クイック冷却」や、凍らせない約-1℃で乾燥を押さえて肉や魚を美味しく保存する「特鮮氷温ルーム」を搭載しているのもうれしいですね。
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パワーもデザイン性も抜群の一台は…
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関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす

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