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コアな恵比寿通たちだけに聞いた「恵比寿にいらないモノ」「恵比寿にあってほしいモノ」

一方で、「あってほしいモノ」ランキングは?

 さて。お次は「恵比寿にあってほしいモノ」の上位5つ。 1位:上島珈琲店 「ここの黒糖ミルク珈琲が毎日飲みたい! でも、恵比寿には上島コーヒー店がない! どうしても飲みたくなったら中目(黒)まで歩いて飲みに行きます」(41 歳:ミュージシャン・男性/恵比寿歴10年) 「きちんと分煙されていて、なのにイマドキ珍しく喫煙室が広々ゆったりしている。だから、のびのびとタバコが吸える。サンマルクのどっちかが上島珈琲店になればいいのになぁ…」(55歳:文筆業・男性/恵比寿歴20年)  喫煙ができて、喫茶店のゆったりした雰囲気とチェーン系カフェのリーズナブルさを中間バランス的に兼ね備える珈琲店は、ありそうで案外少なかったりする。もし恵比寿にできたら、けっこう繁盛すると思うのだが……? 2位:ゴーゴーカレー 「いわゆる“カレーライス”が大好きな自分は、ココイチをヘビーユーズドしているんだけど、たま~にゴーゴーカレーが猛烈に食いたくなるんですよね」(37歳:飲食・男性/恵比寿歴9年) 「万一、天下一品の横あたりにできたら、そこだけで一週間の晩メシが回せるかも…」(30歳:営業・男性/恵比寿歴4年)  ゴメス記者の予想では、たぶん数年後には確実に恵比寿まで進出してくる気がする。根拠はないが、こうご期待!? 3位:ファーストキッチン(もしくはロッテリア) 「高級ハンバーガーのお店は続々できているが、安めのハンバーガーはマックの独占状態なのが大いに不満! 僕、ファーストキッチンのベーコンエッグバーガーが一番好きなんで…」(29歳:商社・男性/恵比寿歴5年) 「5年くらい全然食ってねえなぁ……ファーストキッチンで。まだポテトにいろんなソースはかけられるの?」(41歳:税理士・男性/恵比寿歴5年)  ゴメス記者の記憶だと、数年前はマクドナルドが恵比寿になかった時期が何年かあった。信じられる? 4位:りそな銀行 「大阪出身でメインバンクが“りそな”の俺にとって、恵比寿はじつに不便な街! だって、渋谷までわざわざ行かなきゃならないんっすよ!」(44歳:セレクトショップ経営・男性/恵比寿歴5年) 「昔は私の会社のすぐそばに小さなATMがあったんだけどな…」(35歳:IT業・女性/恵比寿歴8年)  なにを隠そう、関西出身であるゴメス記者もサブメインバンクは“りそな銀行”。りそなに就職した大学の同級生に半ば無理矢理預金させられたのだ! 渋谷の宮益坂まで行くのって、マジ面倒臭いんですよ~! 5位:バッティングセンター 「あれば毎日通う! で、打率が5分は上がる!!」(55歳:文筆業・男性/恵比寿歴20年) 「昔はあったんだよ! 本当に!!」(46歳:宝飾デザイナー・男性/恵比寿歴18年)  そう! 昔々の15年前だか20年前には間違いなく恵比寿にバッティングセンターが実在した。そんな頃を懐かしむ恵比寿歴15年以上の猛者たちの極端な“要望”を集め、僅差で「ペッパーランチ」と牛タン屋の「ねぎし」を追い抜いた。 【山田ゴメス】 山田ゴメス1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書『クレヨンしんちゃん たのしいお仕事図鑑』(双葉社) <取材・文/山田ゴメス>
大阪府生まれ。年齢非公開。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション・学年誌・音楽&美術評論・人工衛星・AI、さらには漫画原作…まで、記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味としながら、草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター兼コラムニスト&イラストレーターであり、「ネットニュースパトローラー(NNP)」の肩書きも併せ持つ。『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)ほか、著書は覆面のものを含めると50冊を超える。保有資格は「HSP(ハイリー・センシテブ・パーソンズ)カウンセラー」「温泉マイスター」「合コンマスター」など
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