雑学

「買ってはいけないGU」最新ワースト5

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第170回目をよろしくお願いします。

メンズファッションバイヤーのMB

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 今回はGUの新作の中から買ってはいけないアイテムをピックアップ!! ぜひご参考に。

▼1位:期待を悪い意味で裏切ったコラボコレクション
アノラックパーカ(ジグザグ)(KJ) 4,990円

 ついに発売されたルイヴィトンの元ディレクター・キムジョーンズをコラボ相手に迎えたGUの特別コレクション。元エルメス・クリストフルメールとの協業「ユニクロU」に続く超大物コラボ。さすがは日本を代表するアパレル企業ファーストリテイリングだなあ……と感心しました。期待に胸膨らみながらラインナップを拝見すると……出てきたのはキムジョーンズらしい遊び心満載のデザイン服。気持ちはわかるんだけど……僕らが望んでいたのはコレじゃない感!!!!

 カラフルなジグザグデザインが入ったアノラックパーカー。「ダサい」とは言わないが、コレをオシャレに着こなせる人はかなりの上級者。パッと羽織って手頃に簡単におしゃれになれる「ユニクロU」とはまったく違うタイプの洋服です。ユニクロよりもさらに値段を安く、万人向けにモノ作りをするGUならではの「使いやすいアイテム」がリリースされるかと思っただけに残念極まりない。

 こうしたデザイン服は「ハイブランド」だから許される面があります。デザインや色は増えれば増えるほどゴチャゴチャと安っぽく感じるもの。スーツや白シャツはチープな素材でもさして安っぽく感じないでしょう? でもチェック柄のシャツとなると、急に安っぽさが目につくでしょう? あれは色と柄が増えているからです。

 色や柄の多い服を安っぽく見せないためには「素材」でカバーすることが重要です。ツヤのある風合い、なめらかな生地感など高級な印象を素材でカバーすることで、安っぽくなりがちなデザインでも成立するのです。それこそがハイブランドの力です。それなのにGU素材でデザイン服を表現してしまったものだから、安っぽい印象が先行し「着まわしにくく」なっているのです。

 もちろんこれを上手に着ることもできますが、余程の服好きでもない限り選ぶ必要はないでしょう。今回、期待していただけに本当に残念!

次のページ 
2位&3位

1
2
3
幸服論――人生は服で簡単に変えられる

『得する人損する人』(日本テレビ系)で話題の著者、最新刊。自信は服で簡単につくることができる!

最速でおしゃれに見せる方法 【電子限定特典付き】

誰も言葉にできなかった「男のおしゃれ」の決定版。電子版特典として、MBのコーディネート・80スタイルを追加収録!




おすすめ記事