パパ活と工場のバイトを掛け持ちする、18歳・専門学生のリアル
―[東京vs地方 貧困のリアル]―
日本の相対的貧困率は15.6%――。この数値は本当に真実を語っているのか。東京と地方では年収や生活水準が異なるにもかかわらず、これまで一緒くたに語られてきた貧困問題。東京型貧困と地方型貧困に分けて考えたとき、日本のリアルが見えてきた! 今回は、学費や生活費を自費で稼ぐ18歳のパパ活女子にインタビューしてみた。
――昼間は何しているの?
「学生です。美容専門学校の1年生やってます」
――じゃあ、遊ぶお金が欲しくてパパ活やってるんだ?
「実は私が4歳のときに交通事故でトラック運転手だった父親を亡くして……父の顔は、はっきり覚えていないんですが、母に女手ひとつで育ててもらいました。昼間は近所のホテルで清掃の仕事をして、夜は飲食店で働きながら、私を高校まで行かせてくれました。専門学校の初年度の学費も払ってくれたんですが、さすがにこれ以上の負担はかけられないと思って、自分で学費と生活費、シェアハウス代5万円は稼ごうとパパ活を始めてみました」
――パパ活以外には何もしていないの?
「工場の製造ラインで製品のケースにシールを貼る仕事(時給900円)をしています。以前、キャバクラで働いていたこともあるんですが、すごく大変な仕事ですよね。ノルマもあるし、お客さんとコミュニケーションをとるのが大変。だから、パパ活ぐらいが私にはちょうどいいかなって」
――将来の夢は?
「エステティシャンになって、自分のお店を持ちたい。あとお金持ちになって、自分の子供には欲しがるものを全部買ってあげたいですね」
― 東京vs地方 貧困のリアル ―
―[東京vs地方 貧困のリアル]―
この特集の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
40~50代“おぢ”に貢がせる“いただき女子”の悪辣手口「生命保険の受取人も私なの ww」
【独自】セックス依存症の20代女子の告白「公務員なのに中国人相手のパパ活で2000万円の収入」その使い道は?
「女子高生に265万円貢いだ」50代会社役員。女性の“本命彼氏”の存在に怒り、裁判を起こした結果
【裏ワザ】パパ活女子に蔓延する怪現象「好きP」…ガチ恋する女子に聞いた「お金がなくても好き」なパパの共通点
パパ活LINEグループが海外出稼ぎ風俗の温床に。好条件・好待遇の誘いも信頼できる保証はナシ
月20万円で2人の娘を育てる40代シングルマザーの苦悩。夫からの養育費はゼロ
順風だった生活がコロナで一変…昼職とスナックの掛け持ちで家族を養う女性
困窮する母子家庭にお弁当を。飲食店で巻き起こるシングルマザー支援ムーブメント
50代風俗嬢が明かす「コロナで電車賃すらなく、店にも行けない……」
グラドルの家賃2万円風呂なしアパート時代「財布に500円すらない…」