更新日:2022年12月28日 17:21
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パパ活と工場のバイトを掛け持ちする、18歳・専門学生のリアル

日本の相対的貧困率は15.6%――。この数値は本当に真実を語っているのか。東京と地方では年収や生活水準が異なるにもかかわらず、これまで一緒くたに語られてきた貧困問題。東京型貧困と地方型貧困に分けて考えたとき、日本のリアルが見えてきた! 今回は、学費や生活費を自費で稼ぐ18歳のパパ活女子にインタビューしてみた。
女子

※写真はイメージです

――昼間は何しているの? 「学生です。美容専門学校の1年生やってます」 ――じゃあ、遊ぶお金が欲しくてパパ活やってるんだ? 「実は私が4歳のときに交通事故でトラック運転手だった父親を亡くして……父の顔は、はっきり覚えていないんですが、母に女手ひとつで育ててもらいました。昼間は近所のホテルで清掃の仕事をして、夜は飲食店で働きながら、私を高校まで行かせてくれました。専門学校の初年度の学費も払ってくれたんですが、さすがにこれ以上の負担はかけられないと思って、自分で学費と生活費、シェアハウス代5万円は稼ごうとパパ活を始めてみました」 ――パパ活以外には何もしていないの? 「工場の製造ラインで製品のケースにシールを貼る仕事(時給900円)をしています。以前、キャバクラで働いていたこともあるんですが、すごく大変な仕事ですよね。ノルマもあるし、お客さんとコミュニケーションをとるのが大変。だから、パパ活ぐらいが私にはちょうどいいかなって」 ――将来の夢は? 「エステティシャンになって、自分のお店を持ちたい。あとお金持ちになって、自分の子供には欲しがるものを全部買ってあげたいですね」 ― 東京vs地方 貧困のリアル ―
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