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45歳までに5回転職した営業マンの“万年ヒラ社員”で人生が終わる不安

面接

※写真はイメージです

 45歳でラストと意気込んだ転職活動で、これまでと違う厳しい現実に直面する。2年で100社以上に応募して、面接まで進めたのは2社。肩書のないキャリアが重くのしかかり、ようやく拾ってもらえた今の会社でも辛酸を舐めることに。 「正直、隣の席には新卒の社員が座っていて、同じ立場で営業に行くのはつらいですし、いつ肩を叩かれるかもわからない不安があります。今は残りの借金返済を、月に数回の一人晩酌を生きがいに歯を食いしばってやるしかない。もし自分に家族がいたら、こんなギャンブルみたいな転職を繰り返さずにまともな人生を送れていたのかな……」  現在は高齢の母親と賃貸マンションで2人暮らしだが、貯蓄もなく老後のことは一切考えられないという。借金を完済したあと彼に残るものは何だろうか。 撮影/スギゾー モデル/與那覇 実 ― 死ぬまでヒラ社員の衝撃 ―
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