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おにぎりとパン、どっちが健康的?コンビニ食・外食での選び方10ケ条

野菜やカロリー計算では不十分。 不健康な食事とは?

 健康な食事をしたくとも、忙しさからコンビニや外食に頼ってしまう。そんな現代人は少なくない。実際、35~50歳の男性100人にアンケートを実施したところ、「食事をコンビニや外食で済ませますか?」という問いに対し、「よくある(13%)」「結構ある(23%)」「たまにある(43%)」との結果に。約8割の人がコンビニや外食を利用すると判明。さらに、そのうちの約7割の人が「コンビニ食や外食時のメニュー選びの際は、健康への影響を考えている」と回答した。 f990f85621b345228e86e455fe8e99f2_s《Q 食事をコンビニや外食で済ませることはありますか?》 よくある 13% 結構ある 23% たまにある 43% ほとんどない 21% 《Q コンビニや外食店で商品やメニューを選ぶ際、健康への影響を意識することはありますか?》 よくある 10% 結構ある 24% たまにある 35% ほとんどない 31% 《Q コンビニや外食店で商品やメニューを選ぶ際、健康面におけるどんな点を意識しますか?》 野菜を摂取する…40% 表示カロリー…34% 続けて同じものを食べない…30% 油っぽいものを食べない…23% 栄養をまんべんなく摂るようにする…21% 糖質の高さ…20% 添加物の種類…18% GI値の高さ…10% 乳製品を摂取する…10% ご飯を大盛りにしない…9% 味が薄いものを選ぶ…9%  実際にすることとしては「野菜を摂取(40%)」「カロリーを意識(34%)」などが上位にきたが、管理栄養士の川村郁子氏はこう指摘する。 「選択としては間違ってませんが、低カロリーなものばかりだと栄養が足りなくなる。バランスも重要」(川村郁子氏)  また、「血糖値コントロールが重要」と提言するのが、城西大学教授の金本郁男氏。 「糖質を摂取した際に血糖値が急上昇すると、インスリンが糖を脂肪として蓄積し、肥満や糖尿病などにつながります。健康を考えるならカロリーの小ささだけでなく、血糖値の上がりにくさが大切です」  意外な落とし穴が食品表示だ。 「カロリーだけにこだわる必要はないです」(管理栄養士・浅野まみこ氏) 「現在、コンビニ弁当や外食に着色料など添加物の表示義務はないのです。野菜や低カロリー食材でも添加物まみれの可能性があります」(食品表示アドバイザー・垣田達哉氏)  健康を意識しているつもりが、不健康な食事をしているかも!?
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コンビニや外食で守るべき5か条
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