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『大恋愛』ムロツヨシのシリアス演技に称賛の嵐。ギャップありすぎな役を演じた俳優たち

 戸田恵梨香演じる若年性アルツハイマーの主人公と、ムロツヨシ演じる元小説家の純愛を描いたドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)。現在放送されているドラマの中でも高い人気を誇る本作だが、特に話題を集めているのがムロの演技である。


 ムロといえば、ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ(テレビ東京系)に代表される、コメディ寄りな演技をする俳優、という印象が強いことだろう。しかし『大恋愛~僕を忘れる君と』においてはコメディを封印し、今までにないシリアスな演技を披露。新たな魅力を垣間見せているのだ。

 今回のムロのように、俳優がそれまでにないキャラクターを演じ、本人の魅力が一気に増す例は多い。そこで、過去にギャップありすぎな役を演じ、高い評価を得てきた俳優を紹介していこう。

山田孝之:バイオレンスな不良役で“若手イケメン俳優”から脱皮


 ドラマ『WATER BOYS』(フジテレビ系)や、ドラマ『世界の中心で愛を叫ぶ』(TBS系)などに主演していた若かりし頃の山田孝之は、正統派の若手イケメン俳優という立ち位置だった。しかし山田自身、俳優としてステップアップするため、さまざまな役柄を演じてみたい気持ちはあったらしい。そこに舞い込んできたのが、2007年公開の映画『クローズZERO』での不良役だったという。

 爽やか好青年の山田がまさかの不良役、ということで大きな話題となったが、いざ蓋を開けてみれば、これが思いのほかハマり役。これにより“イケメン俳優”の殻を打ち破った山田は、ドラマ『闇金ウシジマくん』(TBS系)シリーズや、映画『新宿スワン』など、アウトロー俳優としての立ち位置を確立したのだった。

クローズZERO

『クローズZERO』(Happinet)

吉田鋼太郎:いぶし銀のダンディ俳優が恋する乙女に!?


 吉田鋼太郎といえば、ドラマ『半沢直樹』(TBS系)や、連続テレビ小説『花子とアン』(NHK)などでいぶし銀の演技を見せるダンディな俳優。そんな吉田が出演し、大きな話題となったのが、今年の4月に放送され、女性を中心に絶大な人気を誇ったドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)である。

 本作のなかで吉田は、田中圭演じる主人公に恋する男性上司役を演じている。凛々しいビジネスマンを演じていたかと思えば、次の瞬間には“恋する乙女”になっている吉田の怪演っぷりに視聴者は釘付けとなった。これにより、10月に発表された東京ドラマアウォードの連続ドラマ部門で、吉田は助演男優賞に選ばれている。


犬飼貴丈:元仮面ライダーによるダメ会社員役にハマる女性が続出


 俳優の犬飼貴丈といわれて、ピンとくる方はまだそこまで多くないかもしれない。彼は2017年、『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)で主演を果たし、今まさにブレイクの兆しを見せている俳優なのだ。つまり、言ってしまえば仮面ライダー出身のイケメン俳優なのだが、現在放送中のドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)でダメ会社員をコミカルに演じ、さっそく新境地を見せている。

 そもそも犬飼は、2014年放送のドラマ『ペテロの葬列』(TBS系)などに出演し、『仮面ライダービルド』以前から役者として活躍する実力派。演技の幅も広く、単なるイケメン俳優の枠にとどめてしまうのは惜しいと、『獣になれない私たち』への出演が決まったそうだ。実際、その評判は高く、なかにはダメダメな犬飼目当てで本作を見る女性もいるとか。


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女性よりカワイイ? クオリティが高すぎる女装姿を披露

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