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平成ラスト紅白の“初出場歌手”を予習。純烈、DAOKOって知ってる?

 先月、『第69回紅白歌合戦』(NHK)の出場歌手が発表された。今回初出場を果たすのは、白組の「Suchmos」、「King&Prince」、「純烈」、「YOSHIKI feat. HYDE」、紅組の「あいみょん」、「DAOKO」の6組である。  日刊SPA!では先日、紅白初出場歌手を予想する記事を掲載したわけだが、予想に成功したのは「Suchmos」と「あいみょん」の2組。今回はほかの4組について紹介していこう。

純烈:マダムから絶大な支持を得る「スーパー銭湯アイドル」

 まずは、今回の“大穴”ともいえる5人組男性歌謡グループ「純烈」。おそらく彼らのことを知らない方も多いだろう。それもそのはず、彼らが主に活動の舞台としているのは、テレビではなく銭湯なのだ。 「スーパー銭湯アイドル」と名乗り、全国の健康ランドやスーパー銭湯でイベントを繰り広げる「純烈」。メンバーの5人中4人が仮面ライダーや戦隊ヒーロー出身というイケメン集団ながら、歌う楽曲は古き良きムード歌謡だったり、「夢は紅白、親孝行」を合言葉にしていたりと、いい意味で素朴な雰囲気が全国のマダムにウケているのだとか。  2010年にメジャーデビューして以来、スーパー銭湯やキャバレーなどで営業活動を続け、2017年には8thシングル『愛でしばりたい』がオリコンデイリーCDシングルチャート1位を獲得。そしてついに今年、夢の紅白出場を果たすこととなった。  ちなみに、スーパー銭湯や健康ランドでのイベントが多いこともあって、純烈はファンとの距離感が近いことでも有名。男性であれば、ときに男湯に入ってきたメンバーと“裸の付き合い”ができるそうだ。

YOSHIKI feat. HYDE:世界14ヶ国で1位獲得の楽曲をひっさげ登場

 バンド「X JAPAN」のドラマーであるYOSHIKIと、バンド「L’Arc〜en〜Ciel」のボーカリスト、HYDEによるコラボユニット。この名義では初出場ではあるが、両者とも紅白には幾度となく出場経験のあるベテランだ。  彼らが手掛けたのは、今年の7月から放送されていた、アニメ『進撃の巨人 Season3』(NHK)のオープニングテーマ『Red Swan』。超大物ミュージシャン同士のコラボで、なおかつ大人気作品のタイアップということもあるのだろう。10月3日に世界同時配信スタートされてから、日本を含む14ヶ国のヒットチャートで第1位に輝いている。  そして注目を集めているのが、11月14日に行われた紅白出場歌手発表会見の場でYOSHIKIによる、「今年はまたちょっと度肝を抜くようなことを考えています」という発言。2016年に「X JAPAN」として出演した際、代表曲『紅』を演奏することでゴジラを鎮めるパフォーマンスを行った彼は、一体どんな“度肝を抜くようなこと”をしてくれるのだろうか。
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数々の有名ミュージシャンとコラボする注目度NO.1若手歌手
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