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YOSHIKI×影山ヒロノブ&きただにひろしが夢の共演! アニソンとヴィジュアル系のレジェンドによる歴史的対談の意義とは?

<文/山野車輪 連載第28回>

海外から熱い注目を集めているジャパメタ!


5月18日(金)21:00~のニコニコチャンネルで配信されるYOSHIKI(X JAPAN)の番組「 YOSHIKI CHANNEL」に、アニソン界の2大巨頭、JAM Project 影山ヒロノブ&きただにひろしが生出演!

 これまで日本を代表するポップカルチャーは、マンガ・アニメ・ゲームなどだった。しかし近年は、日本のアーティストが海外で活躍する話を聞くようになった。海外における日本の評価向上と合わせて、国産ミュージックの注目度が飛躍的に高まっているのである。

 なかでも、LOUDNESS、BABYMETAL、DIR EN GREY、L’Arc-en-Ciel、MIYAVIなどロック系、そのなかでもとくにメタル(ジャパメタ)勢が強いと言えるだろう。

 ここにはJAM Projectも含まれる。JAMの楽曲はヘヴィメタル色が濃く、バックバンドもジャパメタ人脈が多い。国内では、TVなどで音楽番組を観る機会が減り、音楽シーンは死んでいるような認識があるが、日本のロックおよびメタルは、海外から熱い注目を浴びており、海外進出するアーティストが増えているのである。

世界最大級の米コーチェラ・フェスにX JAPANが初参戦!


 そのなかで最前線に立つアーティスト=X JAPANは、4月14日と21日(現地時間)、世界最大級の米国フェス「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」に初参戦した。

 X JAPANのステージには、ゲストとして招聘されたGUNS N’ ROSESのリチャード・フォータスとLIMP BIZKITのウェス・ボーランドという2人の豪華ギタリスト、そしてマリリン・マンソンも立った。

 X JAPANが登場する日のステージのヘッドライナーは世界の歌姫=ビヨンセだったが、X JAPANも別ステージでトリを務め、圧巻のパフォーマンスを見せて世界中で話題となった。

アニソンとヴィジュアル系のレジェンドが夢の初共演!


 そして、凱旋帰国するYOSHIKIと影山ヒロノブ・きただにひろし(JAM Project)との豪華対談が、5月18日、YOSHIKI CHANNELにて放送される。この初対談は、ある意味、日本の音楽史に残る歴史的な意義があると言えるだろう。

 海外でもっともカヴァーされている日本の音楽は、アニソンとX JAPANであり、影山氏とYOSHIKIはその頂点に立つアーティストだ。影山氏は、日本人アーティストのなかでは海外公演をもっとも多く行なっているアーティストとされている(ソロとJAM Projectを合わせて)。X JAPANも再結成以降、幾度もワールド・ツアーを行なっており、米マディソン・スクエア・ガーデンや英ウエンブリー・アリーナなどの大ステージに立っている。

 筆者は、この対談が行なわれることに驚きを隠せない。と言うのも、3人ともミュージシャンでありながら、オタクシーンとロックシーン、活動する場、取り上げるメディア、そして支持するファン層などまったく別であり、タコツボ化しているシーンの壁を越えた3人のレジェンド対談だからだ。

 とは言え、これは表面的な薄っぺらい捉え方に過ぎない。3人の本質、つまり活動の核となっている音楽性は同じもの。それが「ジャパニーズメタル(ジャパメタ)」であることは、この連載をお読みくださっている読者には、今さら言うまでもないことだろう。本連載「ジャパメタの逆襲」では、これまで影山氏やX JAPAN、BABYMETAL、そしてアニソンに絡んだメタル系アーティストを幾度となく取り上げて論じてきた。

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3人の音楽性に影響を与えたジャパメタバンドは?

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※拙著『ジャパメタの逆襲』は、今まで誰も語らなかったアニソン×ジャパメタ×V系(その他同人メタル、嬢メタル、ラウド系アイドルも)のクロスオーヴァ―について詳しく論じているので、興味ある方はぜひ手に取っていただきたい。

ジャパメタの逆襲

LOUDNESS、X JAPAN、BABYMETAL、アニメソング……今や世界が熱狂するジャパニーズメタル! !  長らくジャパニーズメタルは、洋楽よりも「劣る」ものと見られていた。 国内では無視され、メタル・カーストでも最下層に押し込められてきた。メディアでは語られてこなかった暗黒の時代から現在の世界的ブームまでを論じる、初のジャパメタ文化論。★ジャパメタのレジェンド=影山ヒロノブ氏(アニソンシンガー)の特別インタビューを掲載!





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