更新日:2019年01月11日 19:24
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観光客の殺到でトラブル多発スポット10。車中泊とトラックのイザコザも

 最近、「観光公害」という言葉を見聞きすることが増えた。観光客が増えるのは喜ばしいことだが、一方で、さまざまな環境の変化に辟易する住民や利用者たちも…。日本のワーストスポットはここだった!
渋谷のスクランブル交差点

自撮り棒を使う観光客が多く、危険スポットとなった渋谷のスクランブル交差点

トラブルが多発していた!? 車中泊vsトラック運転手

「築地がクローズして、観光客がこっちに来ちゃって迷惑なんだよ」  こう話すのは水産物専門の足立市場(東京都足立区)で働く男性(40歳)。築地市場に比べはるかに手狭なため「観光客はとにかく邪魔」だとか。しかも「市場近くの食堂に行列ができてもう食べに行けなくなった」とか。  一方、毎年5000万人以上の観光客が訪れる京都市では、公共交通機関がパンク状態だ。 「通勤や通学に使おうと思うと外国人だらけで乗れないというのはザラ。市バスには一日フリーパスがあり、外国人だけでなくヨソから来た日本人の観光客もそれを利用してバスに乗りまくる。なんとかしてほしいですね」(住民)  一方、旅先で旅館やホテルに宿泊せず、車に宿泊する「車中泊」が流行しているが弊害も多い。 「週末の夜、高速のSAではトラックの駐車スペースが一般車で占領されてる。あれは本当に迷惑。レンタカーに乗った外国人なんかもよくいるし。ドライバーは気性の荒いヤツが多いから、トラブルもよく耳にするよ」(30代のトラックドライバー)   また、首都圏から日帰りで行けるスキー場として人気の高い、新潟県のガーラ湯沢スキー場では、外国人スキーヤー・スノーボーダーの迷惑行為が散見される。 「リフトの乗り降りに慣れてなくて、もたつくのはしょうがないとしても、実力もないのに中級・上級者コースに挑戦して、立ち往生している中国系のスキーヤーが多い。あと、フードコートはセルフサービスなのに、食べた後、片づけずに立ち去る人や、着替えの際に人のロッカーの前に平然と荷物を広げている人も。なんか殺伐としてますよ」(都内在住36歳男性)  古くからの利用者やそこで働く人は嘆いている。
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