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勝俣州和、芸能界一の“現場男”は「どんな仕事も断らない」

「困ったときはかっちゃん」と思ってもらうことが大切

 日々多忙を極める勝俣さんだが、スケジュールが空いていれば、どんな仕事も「基本断らない」とか。 「昔、テレビの構成作家さんから『キャスティングが難航すると、番組が面白くならない』と聞いて。自分も現場主義なので、面白い番組を作りたい。以来、仕事はできるだけ断らないようにしたら、今ではいろんな人が、密かに『困ったときはかっちゃんに電話しろ』と言っているそうです(笑)」  人柄の良さから若手からも慕われ、「芸能界で生き残る方法」も問われるが、答えはいつも同じだ。 中年ヒラ社員「僕はマニュアルって苦手で。唯一言えるのは、『求められた場所で、間違いを恐れず、全力でやる』。これだけです。人によって強みや輝けるスタイルは違う。会社員でも芸能人でも求められたものを全力でやることが、自分の地位を築く秘訣だと思います」  最後に、今の目標を聞いた。 「やってみたいのが地方講演です。日本中を回って、いろんな人に出会えるなんて最高だなと。呼ばれれば、どこへでも伺いますよ!」  現場主義、衰えを知らない。 【勝俣州和】 ’65年生まれ。パフォーマンス集団・劇男一世風靡や、欽ちゃんファミリー、アイドルグループ・CHA-CHAを経て活躍中。著書に『やさしくなるとうまくいく』(KADOKAWA) ― [中年ヒラ社員]も悪くない! ― <取材・文/キンゾー 橋本範子 姫野 桂 藤村はるな 古澤誠一郎 吉岡 俊 撮影/スギゾー>
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